ティーサーバーをレンタルしてからかかるランニングコストを考える上で重要なのが一杯あたりの料金です。
あまりにも高いと飲むのを躊躇してしまったり、福利厚生として導入するにはコストがかかり過ぎになったりすることもあります。
どの程度が相場なのかを確認しておきましょう。
一杯あたりの相場はどのくらいなのか
ティーサーバーはリーフティーかパウダーティーをサーバーに入れて使用することになります。
業者からはパッケージにしてまとめ買いをすることになりますが、一杯あたりいくらになるかを計算するのは厄介でしょう。
100g~200g程度のパッケージが多いですが、一杯をいれるのにそのうちの何gを使うかはサーバーによって違うので比較するのが難しくなりやすいのです。
平均的な相場として知っておくと良いのが5円~8円という値でしょう。
業者によっては一杯あたり5.9円、6.5円といった形でどのくらいの費用がかかるかを明示してくれていることもあります。
それを参考にしてどの業者のティーサーバーをレンタルするかを考えるのが無難です。
お茶の選び方次第でかなりの差が生まれる
ティーサーバーのレンタル業者による一杯あたりの価格の違いも大きいですが、どのお茶を導入するかによってもかなりの違いがあるということも注意しておきましょう。
例えば煎茶は一杯あたり5円から7円くらいで飲むことができても、上煎茶になると6円から9円くらいになるといった違いがあります。
当然といえばその通りで、原料になっているお茶の相場がもともと違っているので必然的に価格差が生じます。
煎茶だけではなく紅茶や麦茶、ジャスミンティーなどのハーブティーも使えるものがあり、それぞれの価格が異なっているのが一般的です。
さらに業者によっては味噌汁やスープなどの変わり種もいれられるようになっていて、普通のお茶に比べると安い傾向があります。
ティーサーバーの中にはコーヒーもいれられるものがありますが、コーヒーはお茶に比べると1円から5円程度高いのが一般的です。
サーバーの種類によって一種類しか導入できないものもあれば、三種類や四種類くらいは決められるものもあるので、導入時には長期的なコストを考えてどのお茶にするかを考えるようにしましょう。
他の方法との違いも比較してみよう
ティーサーバーでいれると一杯あたりの料金が高いのか低いのかというのも疑問に思うかもしれません。
一般的なお茶のいれ方を考慮して、どの程度の差が生じるのかを確認しておきましょう。
この場合にも比較するお茶の価格によってかなりの違いが生じてしまいますが、平均的な価格のものを使うと実はティーサーバーを使った方がかなり安上がりになります。
ティーバッグでは一杯あたりで15円から20円くらいの費用がかかるのが通例です。
また、茶葉を使って一煎だけ入れる場合にはティーバッグよりやや安くて10円から16円くらいの費用がかかります。
出涸らしになるまでいれ続ければもっと安くなるのは確かですが、ティーサーバーを使うときと同じような美味しさでお茶をいれようとすると一煎目だけにすると考えた方が良いでしょう。
お茶のスティックパウダーも市販されていますが、実はスティックパウダーは比較的安くて7円から10円くらいが相場です。
それでも小包装されている分だけコストがかかっているので、ティーサーバーに比べると費用負担が大きくなってしまいます。
ティーサーバーを使ったときに一杯あたりの料金がいくらになるかは業者の選び方、使用するお茶の種類の選び方によって大きく異なります。
しかし、一杯あたりの料金は他のお茶のいれ方に比べると安上がりになるのが一般的です。
レンタルするかどうかを判断するときには長期的なコストを考慮して十分に業者とお茶の種類を比較検討しましょう。