カフェメニューでも人気のロイヤルミルクティーは、紅茶の良い香りとミルクの濃厚さがとても美味しい飲み物です。お店で飲むような美味しいロイヤルミルクティーを自宅で飲みたいと思う人も、多いのではないでしょうか。この記事では、ロイヤルミルクティーの美味しい淹れ方と、おすすめの茶葉もご紹介します。
ロイヤルミルクティーの定義
ロイヤルミルクティーについてなんとなく知っていても、どのような飲み物なのか詳しく説明できるという人は、少ないかもしれませんね。ロイヤルミルクティーは、お湯で煮だした茶葉と牛乳を使って作ります。茶葉を煮だしたら、牛乳を加えてしばらく煮ます。これで濃厚な味わいのロイヤルミルクティーが完成するのです。
ロイヤルミルクティーは、和製英語で、日本で生まれた飲み物と言われています。イギリスの飲み物と思われている人もいるのですが、イギリスではロイヤルミルクティーとは呼ばないのです。ロイヤルミルクティーは、ミルクの割合が半分以上でなければいけないので、紅茶1:ミルク1が基本となり、好みに合わせて、ミルクの量を増やします。
ロイヤルミルクティーにおすすめの茶葉
自宅で美味しいロイヤルミルクティーを淹れたいと思った場合、こだわりたいのは茶葉と淹れ方です。茶葉によって、風味も香りも異なります。色々な茶葉を試して、好みの味を見つけてみましょう。
■アッサム
アッサムでロイヤルミルクティーを作ると、とても濃厚な味わいになると言われています。この茶葉に含まれているタンニンという渋みの成分が、牛乳を混ぜることで濃厚な味に変化するのです。
■ディンブラ
ディンブラでロイヤルミルクティーを作ると、とても爽やかな味わいになります。後味がすっきりするのでさっぱりと飲みたい夏もおすすめです。甘いお菓子と一緒にいただくのも良いでしょう。
■ウバ
個性的な茶葉として知られています。大人味のロイヤルミルクティーに仕上げたい人におすすめです。
■フレーバーティーも
茶葉に香りをつけているフレーバーティーもロイヤルミルクティーにおすすめです。バニラやキャラメルなどの香りを楽しめるので、甘いものが好きな人はより美味しく感じられるでしょう。
ロイヤルミルクティーの淹れ方
美味しいミルクティーを作るには、どのようなコツがあるのでしょうか。コツをまとめておきます。
■鍋を使って作る
鍋を使って茶葉を煮出すと、お店で飲んでいるようなロイヤルミルクティーを作ることができます。作りたい量の半量の水を鍋に入れてください。鍋を火にかけて沸騰させます。沸騰したら火を弱火にして茶葉を入れます。そして2分くらい煮出します。このとき、沸騰しないように弱火にしておいたままで行ってください。半量の冷たい牛乳を鍋に入れて、弱火で数分火にかけます。沸騰する前に火からおろしてください。そして茶葉をこしながらカップに注ぎます。お好みでハチミツや砂糖などを加えましょう。
■ティーバッグでも作れる
煮出すのは面倒だなと感じる場合は、ティーバッグでも作れます。温めたカップに2杯分のティーバッグを入れておきます。そして、沸騰したお湯を入れて蓋をして蒸らします。この時、お湯の量は作りたい量の半分です。5分くらいしてからレンジで温めたミルクを注いで、さらに2分蒸らします。ティーバッグを取って完成です。お好みでお砂糖やハチミツなどを加えてください。
ロイヤルミルクティーを自宅で美味しく作る方法や、おすすめの茶葉についてご紹介しました。ロイヤルミルクティーが日本生まれということに、驚かれた人もいるのではないでしょうか。ひと手間加えるだけで、いつも飲んでいるよりもグンと美味しく仕上がります。ぜひ試してみてくださいね。