玄米茶は、お米の香ばしい香りを楽しめるとても美味しいお茶です。風味豊かなお茶で、食事だけでなくティータイムにも親しまれています。玄米茶はさまざまな茶葉をブレンドしているので、それぞれの茶葉の美味しさを楽しめる点も魅力です。この記事では、玄米茶の効果や美味しい飲み方をお伝えします。
飲みやすくて人気の玄米茶
玄米茶の始まりは色々な説がありますが、京都で誕生したという説が有力となっています。京都には老舗のお茶屋さんが沢山あり、残ったご飯粒をお茶に入れたら美味しかったのでお茶として楽しめるように考えられたとされています。ご飯粒ももったいないので、きちんと食べたいというような思いから誕生しているお茶です。
玄米茶と呼びますが、使われているお米は白米がほとんどといわれていて、白米を炒ってきつね色にしてお茶に入れています。きつね色のお米と、さまざまな茶葉をブレンドさせたのが玄米茶です。お米の香ばしさが楽しめて、お茶本来の風味もしっかり出ている飲みやすい味わいなので、幅広い世代で親しまれています。玄米茶はカフェイン少なめという点から、カフェインを気にされる方にも人気のお茶です。
玄米茶は、通常玄米:茶葉=1:1の割合といわれていますが、近年はさまざまな玄米茶が発売されていて、玄米の量が多いものもあります。玄米茶では、玄米の品質が悪いとお茶の味に影響が出てしまうことから、使用するお米にもこだわりがあるメーカーが多いです。美味しい玄米茶を飲みたい場合は、茶葉だけでなく玄米の産地も確認するとよいでしょう。
カフェイン少なめだから子どもや妊婦でも安心
玄米茶は、幅広い世代から人気の高いお茶となっています。茶葉と玄米を混ぜたお茶で、この時使われる茶葉はミックスされていることが多いです。玄米茶はカフェインの量がやや少なめです。そのため、お子さんや妊婦さんも安心して飲むことができます。
ただし、カフェインゼロではないので、飲み過ぎには注意が必要です。玄米が入っているということで、カロリーが気になる方もいるでしょう。玄米茶のカロリーは、5キロカロリー未満です。お米が入っていてもお米を食べているわけではないので、高カロリーにはなりません。玄米茶の健康効果は、日本茶や煎茶などお茶の健康効果と同じです。玄米が入っていてもあまり変わりません。
玄米茶の美味しい飲み方
玄米茶を美味しく飲みたい場合、どのように淹れると美味しく飲めるのでしょうか。玄米茶のおすすめの飲み方を紹介します。玄米茶は、香ばしい玄米の香りや風味を活かすように淹れる必要があります。沸騰してすぐのお湯で淹れるのが美味しいです。抽出時間はおよそ30秒、あまり長く抽出しないようにするのがおすすめです。
この淹れ方で飲むと、すっきりとした味わいの玄米茶になります。食事の時も飲みやすいでしょう。煎茶や緑茶の場合は、高温で抽出してしまうと、苦みが出やすいといわれていますが、玄米茶はそのようなことがないので、熱々を楽しめます。玄米茶を飲むときは、上から玄米をトッピングして飲む方法も人気です。さらに玄米の香ばしさを楽しめます。
自宅で玄米を炒る方法も
手作り玄米茶を楽しみたい場合は、お米を自宅で炒って、茶葉に混ぜて玄米茶にする方法もあります。炒りたてが香ばしい玄米茶を楽しめます。
まとめ
玄米茶は、カフェインが少なめでお子さんや妊婦さんも飲みやすいお茶になっています。香ばしい香りは、とても癒されるでしょう。美味しいお茶を飲みたい人は、さまざまな玄米茶を飲み比べしてみるのもおすすめです。玄米茶は、使われている茶葉や玄米で味が変わるので、色々試してみてくださいね。