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日本茶には種類がある!一番茶・二番茶・三番茶…それぞれの違いとは

公開日:2022/07/01  


日本茶には、一番茶、二番茶、三番茶というような種類があることをご存知でしょうか。同じ日本茶でも摘んだ時期によって茶葉の呼び方が変わります。そしていつ摘んだ茶葉なのかで味にも違いが出るのです。この記事では、日本茶の種類やそれぞれの違いについてまとめているため、ぜひ最後までご一読ください。

一番茶とは新茶のこと

一番茶は、その年の最初に摘んだお茶です。新芽が出たら摘み取ります。新茶と呼ばれているのは一番茶のことを指します。お茶の木は1年を通して何回も芽が出るのですが、その都度収穫するのです。一番茶は、1年の中で最初に収穫されたものということになるのです。冬を越すために木の中にたっぷりと栄養を詰め込んでいるので、最初に出てきた芽は栄養がぎゅっと凝縮されています。

そのため一番茶は旨味が強いです。旨味と甘みを感じるテアニンと呼ばれる成分を多く含んでいます。日本茶は渋みや苦みがありますが、この成分が多いとどうしても飲みにくく感じてしまいます。カテキンやカフェインが少ない一番茶は、とても飲みやすく美味しいです。味だけでなく香りも一番爽やかでよいとされているのです。そのため、抹茶に使われるのも一番茶が多いです。一番茶が収穫される時期は、5月頃とされています。

二番茶・三番茶とは

お茶には、二番茶や三番茶と呼ばれるものがあります。これは一番茶の後に収穫したものということです。

一番茶を収穫して50日くらいで二番茶収穫のタイミングとなります。二番茶はすぐに育つので、一番茶を収穫してからあまり時間がたっていません。時期的に6月頃には二番茶を摘むことになります。ただし二番茶は渋みや苦みを感じやすいです。カフェインやカテキンを多く含むので、どうしてもそのような味わいになってしまうのです。

しかしこれはデメリットばかりではありません。なぜならカテキンは健康成分としても注目されているからです。また、少し渋いお茶が好きという人は、二番茶でも充分美味しく飲むことができるでしょう。

三番茶は、8月くらいに収穫されるお茶です。三番茶は収穫するお茶屋さんもあれば収穫しないお茶屋さんもあります。その理由は、三番茶の収穫で翌年の一番茶の味が変わってしまう可能性があるからです。翌年のお茶をよりよい一番茶にするために、あえて三番茶は収穫しないという選択をしているのです。

秋冬番茶とは

一番茶、二番茶、三番茶とは別に、秋冬番茶と呼ばれるものがあります。これは秋に収穫されるお茶です。収穫時期は9月から10月頃です。さっぱりとした味わいが特徴となっていて、スッキリ飲むことができます。クセがないので飲みやすいお茶です。秋冬番茶の特徴的な成分としてポリサッカライドがあります。これは、血糖値を下げてくれる働きがあるのです。

番茶とは

日本茶の呼び方として番茶という呼ばれ方がありますが、番茶はいつ収穫されたお茶なのでしょうか。これは、一番茶よりも後に収穫された茶葉をそのように呼んでいます。二番茶、三番茶、粉茶などすべて番茶です。番茶の味は、渋みがあるので一番茶より飲みにくいと感じる人もいるかもしれません。しかし、この番茶をより美味しく飲めるようにしたものがほうじ茶になっています。ほうじ茶と聞くと、好きという人もいるのではないでしょうか。ほうじ茶と番茶は別々に呼ばれていますが、地域によってはほうじ茶イコール番茶ということもあるようです。

 

日本茶の種類についてご紹介しました。一番茶は、もっとも美味しいといわれているお茶です。価格は高くなってしまいますが、美味しいお茶を飲みたいという場合は、一番茶を選んでみてください。また、ほかのお茶との飲み比べも楽しんでみてはいかがでしょうか。自分好みのお茶を見つけてくださいね。

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