羅漢果茶は効能がすごい！？ダイエットにもおすすめのお茶をご紹介！

天然甘味料の原料として最近話題の「羅漢果」をご存じですか？実は中国では神の果物と呼ばれるほど重宝されており、高価な漢方薬の材料にも使われているようです。乾燥して砕いて煎じれば「羅漢果茶」にでき、便秘解消も期待できるといわれています。ほかにものどの痛みやストレスの軽減など、さまざまな効果が期待できることも特徴です。

羅漢果とは中国原産のウリ科の植物

中国原産のウリ科の植物である羅漢果は、清朝時代から栽培されているようです。「羅漢」という医者が名付けたことから「羅漢果」となりました。中国では高価な漢方薬の材料として使われており、日本では実質カロリー0の天然甘味料として注目を集めています。

砂糖の300倍の糖度

甘みが強いことも羅漢果の特徴で、その甘さはなんと砂糖の300～400倍といわれています。もし羅漢果の甘味料を使えば少しの量で充分な甘さを感じられることでしょう。

体内に吸収されない

羅漢果が天然甘味料として注目を集めているのは糖度だけでなく、その性質にもあります。実は、羅漢果糖分は体内に吸収されないという性質を持つのです。そのため実質カロリーゼロとなり、健康・美容志向が高い方を中心に注目を集めています。

万病に効くとされる羅漢果茶の効能

栄養素が豊富で活性酸素を除去する効果が期待できる羅漢果は、万病に効くといわれています。動物実験では抗炎症作用や悪性新生物の発生・成長を抑制する効果があるなどの研究結果も出ているため、神の果物といわれるのも納得です。

抗酸化作用

羅漢果にはLDLコレステロールの酸化を抑える成分があり、研究結果も出ているようです。LDLコレステロールが過度に酸化すると血管の壁を傷つけ動脈硬化の原因にもなりますが、羅漢果には酸化を抑える効果があるため動脈硬化の予防が期待できます。

抗炎症作用・アレルギー反応の緩和

先ほども紹介しましたが、動物実験にて抗炎症作用が確認されているようです。ヒスタミンの放出を抑える、炎症作用の加速を抑制します。また、ヒスタミンはアレルギー反応が起こった際にも放出されるホルモンです。これを抑制することにより、鼻づまりや皮膚のかゆみなどのアレルギー反応の緩和が期待されています。

悪性新生物の発生・成長を抑制

悪性新生物とはガンのことですが、この発生と成長を抑制する効果が動物実験にて得られています。人体へどのような影響があるかはわかりませんが、今後の研究に期待です。

羅漢果茶の選び方と飲み方

羅漢果茶は健康翼品を取り扱っている店舗か、ネットショッピングでも入手できます。刻んでいるタイプや粉末タイプ、顆粒タイプなどがあるため、お好みのタイプを選んでください。価格は100g1,000円前後です。

羅漢果茶の選び方

ダイエット目的で飲むのであれば、刻み粉か粉末タイプがおすすめです。顆粒タイプにはてんさい糖やショ糖を含む商品もあるため、カロリー0にはなりません。それでも顆粒タイプを購入したいのであれば、原材料と成分表をしっかりと確認しましょう。

羅漢果茶の飲み方

羅漢果茶を飲みタイミングは食前がおすすめです。食後に血糖値が急激に上昇するのを抑える働きがあります。食前に飲むことで食べ過ぎも防げるほか、体も温まりストレス軽減にもつながります。粉末タイプであればティースプーン1～2杯程度をカップに入れてお湯を注ぎ、お好みの濃さになるまで待ってから飲みましょう。顆粒タイプはお湯を注げばすぐに飲めます。

まとめ

神の果物とも呼ばれる羅漢果のお茶について解説しました。甘味料として使用している人もいますが、お茶にしてもその効果は得られます。羅漢果の甘味料は茶色のものが多く、料理に使うと茶色っぽくなってしまうため料理以外から羅漢果の成分を取り込みたいときは羅漢果茶がおすすめです。羅漢果茶は100g1,000円前後で入手可能なため、気になる方は気軽に始めてはいかがでしょうか。