人間が手動でお茶を入れようと思うと、急須を使うのが家庭では一般的です。また、少し人数が多いシチュエーションでは、ティーポットにお茶パックを入れてたくさんのお茶を一度に作るという方法をとられている場合もあります。しかしこれらの方法とレンタルのティーサーバーとは根本的に仕組みが異なっているといっても過いではありません。
手間のかかり方と満足度が圧倒的に違う
ティーサーバーや給茶機の最も大きなポイントは、一言でいえば「全部まかせておけばよい」という手軽さにあります。ティーサーバーを導入しようと考える会社では、従業員のためを思って決断される場合がほとんどです。ですから従業員の方々の負担を増やしてしまうようでは逆効果となってしまいます。
士気を高めてパフォーマンスの向上につなげる、会社への満足度をアップさせるという観点からも、手間がまったくかからなくて尚且つ美味しいお茶がいつでも飲めるというのはとても大きなポイントとなります。だれかお客様が来るたび、あるいは自分が飲みたいと思った時に、一から茶葉とお湯を用意して準備を始めなければならないのは面倒であり、肝心の仕事へのモチベーションの低下にもなりかねません。
そして会社の従業員の方々はもちろんのこと、パートやアルバイトの方々にとってもこうしたティーサーバーのようなマシンが職場にいつでも使える状態で置いてあるというのは、大きい福利厚生の充実としてとらえてもらえるでしょう。
最適なおいしさを最短の時間で用意
一度もレンタルのティーサーバーを使ったことがない人からは「やっぱり丁寧に自分の手で入れたお茶は美味しい」という声が聞こえてきそうですが、最近のレンタルティーサーバーは侮れません。自分の手をわずらわす必要がありませんし、飲みたい時に10秒もあれば注出が完了してしまいます。
ティーサーバー内では高い技術力によって注出方法や撹拌速度が最適な方法で採用されていて、最も良い状態でお茶が飲めるように工夫されています。 ティーポットで美味しくお茶を入れる場合、もちろん茶葉の種類にもよりますが、ホットでもだいたい茶葉を蒸らすのに40秒程度、そして実際にお湯を入れてお茶を出すのに1分程度はかかるとされています。
さらに冷水でお茶出すとなると、家庭のように一晩中ティーポットに茶葉をいれてじっくりと待たないと注出することはできません。その点、ティーサーバーであればコールドでもホットとさほど変わらず、10秒以内で注出が完了します。
いつでも清潔な状態をキープ出来る
家庭においてもティーポットや急須の掃除というのはやっかいなもので、特に取れにくいといわれている茶渋や水あかは、いつもの中性洗剤ではなかなか落ちないものです。ティーポットの場合には、使われている素材によって使っても良い洗浄剤も異なってくるので、いっそう気を使わなければなりません。
ですからわざわざクエン酸を買ってきたり、ティーポット専用のクレンザーを用意したりしなければならず、それらを準備するのもまず一苦労といえます。それから付け置きをしてこすって濯いでと繰り返すのは大変ですし、一定期間でまたこれらのルーティンを繰り返さなくてはならないと思うと気が滅入ってしまいそうです。
ティーサーバーの場合には、レンタル会社にまかせておけばプロがしっかりとメンテナンスをしてくれるので、圧倒的に楽といえます。いつでも清潔な状態でティーサーバーを使えるというのは安心ですし、気持ちよく飲み物を楽しめます。
ティーサーバーは、キャニスターからフィルター、カセットタンクなどさまざまな部品が組み合わさってできていて、複雑な構造をしているように見えますが、レンタルサーバーの会社では、部品をしっかりと分解してから漂白をして汚れを取り除き除菌もしてくれるので、徹底的に清潔に保つことができます。
ティーサーバーは、コーヒーサーバーよりは知名度が低いかもしれませんが、よく考えたら日本人にはコーヒーよりもお茶のほうが馴染み深く、たくさん飲んでいることが多いはずです。日本人の習慣ともいえるお茶をこうして改めて比較してティーサーバーを見てみると、なかなか今まで気付かなかったような発見やうれしいメリットがたくさんあることが分かります。