世間では個人の自宅にもレンタルのウォーターサーバーが少しずつ普及してきていますが、それのお茶やコーヒーなどが飲めるタイプとしてティーサーバーが飲食店などに出回っています、これらを設置する場合には、あらかじめ製品の仕様はもちろんのこと、その大きさなども調べておかないと後でスペースの都合で設置できないなどの問題を抱えるかもしれません。
ティーサーバーの仕様を調べてみよう
ティーサーバーは文字のごとくお茶を飲めるためのサーバーです。これらは今現在も個人の家ではあまり普及はしておらず、ほとんどは飲食店やオフィスなどでレンタルなどの形で使用されています。このティーサーバーは製品の仕様によっていくらかのタイプに分類することができます。
1つは真水を提供するウォーターサーバーと同じく、サーバーの上部や下部などにカセットやボトルを設置するタイプです。この場合はボトル自体に完成されたお茶などが入っているので、そのまま冷たいあるいは温かく温度調節して出すだけで済みますが、最低限に電源は必要です。
次はサーバーの裏にボトルやカセットを装填するタイプとなります。この裏に給水タンクであるカセットを装填するタイプは、給水タンクであるカセットには水だけを入れておき、別の場所には粉末や茶葉やコーヒー豆などを装填するようにできています。そして表のサーバーのスイッチを押すと、それに従って希望する飲み物の粉などと給水タンクの水が温度や濃度調整されて出される仕組みになっています。
なお複数種類の飲料が選べるタイプには給水カセットの代わりに水道直結タイプもあります。水道直結タイプの利点は水道に直接つながっているのでカセットの中の水をこまめに給水する手間が省けますが、その代わりにサーバーの近くに水道がなければ設置できません。その一方で給水カセット式の場合は製品の仕様次第ですが、6リットルや18リットルなど様々です。
サーバーの形と大きさはどんなのがあるか
さてそのレンタルであるティーサーバーは大きく2種類くらいの形状に分類することができます。1つは床上式で、もう1つが卓上式です。床上式は直接床の上に置くので、冷蔵庫のように細長い形をしています。それに対して卓上式は台の上に置くので床上式に比べてサーバーそのものの高さが抑えられています。
このティーサーバーはいろんなメーカーさんが開発製造していますので、いろんなサイズがありますが、床上式の場合は幅が450mm、奥行きが500mm、高さが1500mm前後が平均的な大きさとなります。なお高さは高くてもほとんどが1800mmくらいまでに抑えられています。
それに対して卓上式は、高さは600mmから900㎜くらいと製品によっていくらか異なります。なお一部製品では幅が350mmなどと細くなっていたりするのもあります。
利用する月額費用やオプションなどは
これらのティーサーバーを利用する場合には、いずれにしてもあらかじめの見積もりを必要としているところがほとんどです。利用する場合の料金は利用する会社によって異なるので一概には言えませんが、月額にして数千円から1万円程度となります。この月額費用の契約次第では定期的に作業員が訪問してサーバーの清掃や部品取替などを行ってくれるところもあります。
一部の会社では新品のサーバーを5年ないし6年程度のリース契約といったところもあります。しかしリース契約を必要とする会社の場合は、別途リースのための審査を必要とするので、申込者次第では審査アウトで利用できない場合もあります。
レンタルのティーサーバーはサーバーの形状は床上式と卓上式があり、幅は35から50センチ程度、奥行きは50から60センチ程度ですが、高さは床上式が150センチから170センチ程度に対して、卓上式は60センチから90センチくらいとなっています。そのティーサーバーはボトルやカセットでの給水式と水道につなげる水道直結式があります。
複数の飲み物が選べるサーバーの場合はサーバーの裏に粉末や茶葉やコーヒー豆を装填するためのスペースが設置されていて、スイッチで種類と濃度と温度が選べる仕組みになっています。しかしいずれもレンタルだと申し込むための見積もりが必要で、月額の相場は5000から10000円程度くらいとなっています。