ティーサーバーをレンタルすることにより、初期費用をかけることなく気軽に導入できて、美味しいお茶を飲むことができるというメリットがあります。会社で導入するケースも多いですが、その場合に気になるのが長期休暇中にはどうしたらよいのかという点ではないでしょうか。注意点や対応を知っておき、適切に対応することが大切です。
保温機能の有無による違いについて
保温機能の有無により対応にも違いがありますが、レンタルティーサーバーの電源を入れたままにしても基本的には問題はありません。しかし保温機能があるティーサーバーの場合には、長い期間の休みで誰も使わない時には、電源を落としておくべきです。
保温機能がある場合には加熱されるので、空焚きになってしまい発火する恐れがあるので気をつけなくてはなりません。保温機能がないティーサーバーの場合は、抽出していない時には作動しておらず、とくに発火などの重大なリスクはないことは確かです。
長期休暇中には当然誰もティーサーバーを使用することがないので、電源をつけておいても意味がありません。
しかし会社により休暇の長さには違いがあるので、どの程度の連休かで判断することも大切になってきます。もちろん使用しているティーサーバーによって適している対応には違いがあるので、保温機能の有無だけで判断するのではなく、契約書や説明書に目を通してみるようにしましょう。
コンセントを抜いておくべきかどうか
保温機能がないなら電源が入ったままの状態でも発火などの大きなリスクはありませんが、停電が起こり復旧するときに漏電するリスクがあります。オフィスに誰もいない期間がある程度続くなら、長期休暇のときにはコンセントを抜いておいた方がよいといえます。電源が入っていると多少なりとも電気代が必要になるので、節約という点から見ても抜いておくべきです。
しかし一週間ほどの休みという場合にはかえって電源を入れっぱなしにしておくほうがよいこともあります。サーバーが起動していることにより、鮮度はもちろん衛生面での安全が保たれることになるからです。
電源を切り常温にすることで、水の中で雑菌が繁殖しやすくなってしまい、汚れる原因にもなります。一週間程度ならば、放置しておいても問題ないといえます。一ヶ月以上使用しないとなれば電源を落とすべきですが、その際に水抜きをしたり手入れをしておくべきであり、休暇に向ける準備の一つと考えておくべきです。
レンタル会社に相談してみることが大切
長期休暇中の対応に関してはレンタル会社に問い合わせると確実です。中には日ごろから掃除をしたり点検に来てくれるレンタル会社もあるので、長期休暇の場合にはあらかじめ伝えておく必要があるケースも珍しくありません。
基本的には長期休暇中もレンタルは続けていくことになるので、レンタル料は通常と変わらず発生することも頭においておきましょう。水を入れっぱなしにしたまま長期休暇に入ってしまった時には、次に使う前には中に入っている水を新しいものに変える必要があります。
長期間放置しておくことで、中の水は腐ってしまうので充分気をつけておきましょう。商品を届けてもらう日が休暇にかぶっている場合にも、あらかじめレンタル会社に知らせておきその間は配送をストップする手配をしておく必要があります。
その期間の料金はどうなるのか確かめておき、適切な対応をしてくれるレンタル会社を選んでおくと損する心配もなく、より快適に使用できます。
レンタルできるティーサーバーは大変便利であり、近年利用する人はかなり多くなっていることは間違いありません。導入する際には、長期休暇の間はどうしたらよいのかという対応に関してもチェックしておくことが大切になってきます。