ティーサーバーをレンタルすると現場での運用方法についてルールを決めなければならないでしょう。悩みになりがちなのが電源をどうするかということで、簡単な運用の仕方にするなら入れっぱなしにするのが良いと考えられます。
サーバーはスイッチが入ったままにしておいても問題はないのでしょうか。どんな注意点があるのかを確認しましょう。
保温機能がないならつけっぱなしで大丈夫
運用の仕方として特にスイッチには触らずにティーサーバーはオンのままにしておくという方法は全然問題がない場合もあれば、安全上のリスクがある場合もあります。重要なのが保温機能がついているかどうかです。基本的には保温機能がないならつけっぱなしで大丈夫ですが、保温機能があるサーバーの場合にはオフにするに越したことはありません。
保温機能はポットなどのサーバーにまとめてお茶を淹れられるタイプのティーサーバーのときにしばしばついている機能で、本体にサーバーを付けたままにしておくと温度を一定以上に保ってくれる仕組みになっています。冷めてしまうと美味しくないお茶もあるのは確かで、常に一定の温度を保てるように加熱し続ける仕組みになっているものも多いのです。
保温機能がある場合につけっぱなしにしておくと危険性があるのは、空焚きになる可能性があるからです。空焚きになっても発火するとは限りませんが、高温になっているポットや本体に触ってしまって大火傷をする場合もあれば、本当にスパークを起こして火事になる可能性もあります。
一方、保温機能がない場合には抽出していないときには何も作動していないので特にリスクはありません。
つけっぱなしにするときの注意点
電源を切らずにそのまま放置するのは運用上は簡単ですが、注意しておかなければならない点もあります。まず、レンタルティーサーバーは電源を入れているだけでも電力をある程度は消費するものがほとんどです。
LEDなどのライトが点灯していたり、すぐに熱湯を作れるように待機状態になっていたりする影響で、オフにしているときに比べると電気代がかかります。一日や二日ではあまり違いがなかったとしても、年間を通してみるとかなりの金額になることは否めません。オンオフをする手間とそのコストのどちらが重要かを考えて運用ルールを決めたほうが良いでしょう。
また、家庭と違ってオフィスでは無人になる時間が長くなりがちなことにも注意しなければなりません。停電して普及したときなどに漏電するリスクが高いのは電源が入っている電子機器です。
毎日使用しているのならつけっぱなしにするというのも運用方法としては良いかもしれませんが、年末年始やゴールデンウィークなどの連休で誰もオフィスにいないのであれば切っておいたほうが安心です。
電気代を抑えるために大切なこと
電気代についてはレンタルするティーサーバーの選び方によって抑えられる可能性もあるので比較検討してみましょう。エコ性能が高いティーサーバーも開発されていて、特に待機時の電力を抑えることに注力しているモデルが多いのが実態です。
つけっぱなしにするのはまさに待機時の電力に関する問題なので、エコ性能が高いものを選んでおくに越したことはないでしょう。
レンタルティーサーバーの電源を入れたままにしても基本的には問題はありませんが、保温機能があるティーサーバーの場合には長時間使わないときにはオフにしておくのが無難です。保温は加熱によっておこなわれているため、空焚きになると発火するなどのリスクがあります。
保温機能がないならずっと電源が入っていても大丈夫ではあるものの、停電が起こって復旧するときに漏電するリスクがあるのは確かです。長期的にオフィスに誰もいないときにはコンセントを抜くようにしておいたほうが安全でしょう。