レンタルティーサーバーを導入しようとしているときには運用の仕方を決めることも重要になります。平日は取扱説明書通りに電源を入れて稼働させたままにしておけば良いとしても、休日はどのように運用するのかが問題になることがよくあります。オフィスに誰もいないような週末にはどのようにしておくのが適切なのでしょうか。
休日の運用で悩んでしまう理由とは
ティーサーバーをレンタルするときに休日の運用でなぜ悩んでしまうのでしょうか。平日と全く同じようにしておけば問題ないのではないかと考える人も多いでしょう。確かにティーサーバーは電源を入れたまま放置しておいてもすぐに劣化してしまうようなものではないので、平日と同じようにして運用しても大丈夫です。
ただ、コストパフォーマンスを上げたいと考えると電源を切ったほうが良いのではないかという考えが生まれることもあります。また、一般的に冷蔵庫などの電化製品や通電時間が長いほど劣化が進みやすくなるため、長く使えるようにするには使わない日にはコンセントを抜いたほうがベターだと考えることもできるでしょう。
このような考え方に基づくと、金曜日の終業時点で電源を落としてコンセントを抜いてしまい、月曜日の朝になったらコンセントを入れて電源をオンにするのが適切だと言えます。実際にはどうするのがベストなのでしょうか。
基本的には稼働させたままがベスト
電気代の無駄をなくしたり、ティーサーバーの寿命を考えたりすると週末は電源を切ってしまっておいたほうが良いのは事実です。ただ、安心して快適に利用できるようにするには電源は入れたままにして稼働させておくのがベストです。
ティーサーバーの種類によって違いはありますが、一般的には電源が入っている状況でないと衛生面を維持できない仕組みになっています。ティーサーバーの中には水が通っていて、茶葉を入れる部分などもあります。その部分でもし雑菌が繁殖してしまったら食中毒が発生してしまうリスクもあるでしょう。
その予防のために自動的にサーバー内を殺菌する仕組みが備わっているのが一般的です。熱湯を循環させるなどの方法で雑菌の繁殖を防ぐようになっていて、電気がないとこのシステムが稼働しなくなっています。
週末の誰も使っていなかったときに雑菌が繁殖してしまい、月曜日の朝に飲んだ人が倒れてしまうといった状況を引き起こさないようにするには多少の電気代がかかるのは覚悟して稼働したままにしておくのが賢明です。大抵のティーサーバーの取扱説明書には電源を入れたままにするように注意書きがあるので参考にしましょう。
電気代が気になるならどうするか
やはりコスト削減を考えると電気代を可能な限り抑えたいと考えるのがもっともなことです。電気代が気になるなら節電性能が高いティーサーバーを選ぶようにしましょう。レンタル業者によって取り扱っている機種が異なり、比較してみるとかなりエコ機能が充実しているものが見つかります。
一定時間稼働させていない場合には消費電力がほぼゼロになるエコ機能があるサーバーも登場しています。このようなサーバーをレンタルすれば平日でもあまり使っていないときの電力消費を削減できるので経済的に使うことが可能です。
レンタルティーサーバーの平日の運用は比較的ルールを決めるのが簡単ですが、休日についてはどうすべきかで悩みがちです。使わないから電源を切ってコンセントを抜き、電気代を抑えたいと考えるのはもっともなことです。
ただ、衛生面を保つために電気が必要なティーサーバーが多いので安心して使えるようにするには電源は入れたままにしておくのが肝心です。エコ機能の充実しているサーバーをレンタルすれば電気代も最小限に抑えられるので比較検討して決めるようにしましょう。