オフィスにティーサーバーや給茶機(お茶)をレンタルしたい方におすすめ!人気業者を比較ランキングでご紹介!

熱い緑茶とは違う効果も!冷たい緑茶の健康効果と美容効果

公開日:2023/10/01  最終更新日:2023/06/20

cold-greentea

日本人には広く長く親しまれている緑茶ですが、1年間で約8万トンを消費しており、世界で見ても中国に次ぐ第2位の消費量となっています。生産地では京都の宇治などがブランド化に成功しており大人気となっていますが、本日は意外と知られていない緑茶の健康効果と美容効果について詳しく解説いたします。

暑い季節に嬉しい!冷たい緑茶ののどごしと爽やかな香り

夏場はとくに喉が渇く季節なので、スポーツやお風呂のあとには、冷たいお茶がほしくなるものです。そんな冷たいお茶を想像したときに麦茶を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

緑茶は麦茶に比べて苦味や渋味があるために、のどごしが悪いイメージがあります。しかし近年では水出し緑茶が人気となっています。その理由を詳しく解説します。

苦味や渋味が抑えられる理由

緑茶の苦味・渋味の元となる「カテキン」は、お湯の温度が低いと抽出されにくいという性質があります。

一般的な煎茶では緑茶の苦味・渋味・うまみ・甘みをバランス良く楽しむために、70〜80℃のお湯で淹れるのが最適だといわれています。

うま味や甘味の成分「テアニン」については低温でも溶け出しやすい特徴があるため、水出し緑茶であれば苦味と渋みだけを抑えることができるので、のどごしのよい冷たい緑茶が作れます

代謝アップも期待できる!冷たい緑茶のダイエット効果とデトックス効果

近年水出し緑茶が人気となっていますが、実はのどごしよりも水出し緑茶ならではの効能が注目されています。緑茶というと、カフェインが多く含まれているので、妊婦の方や小さな子どもには敬遠されがちでした。

しかし、水出し緑茶であればお湯で入れるよりも、カフェイン摂取量を抑えられます。

免疫力アップ

夏場は猛暑の影響で寝不足や食欲不振の影響で免疫力が下がり、ウイルスへの抵抗力が低下する時期です。

緑茶の茶葉には、もともとポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれていますが、水出しすることで、カテキンのなかでも、さまざまなウイルスから体を守る働きがあるといわれているエピガロカテキン(EGC)が豊富に抽出されます。

さらに、カテキンは食事と一緒に摂ると、糖質の吸収をおさえる効果もあるのでダイエットにも最適です。

リラックス効果で寝苦しい夜の睡眠の質改善

カフェインには、覚醒作用や利尿作用があるとされているので、寝る前に緑茶を飲むことを嫌がる方もおられるかと思いますが、水出し緑茶であればカフェイン量を約半分にすることができます

水出し緑茶には、テアニンと呼ばれる高いリラックス効果が望める成分が多く抽出できるので、寝る前に水出し緑茶を飲むことでテアニンのリラックス効果により、睡眠の質が高まる快眠効果が期待できます。

美容にも効果大!冷たい緑茶で肌の保湿力アップとシミ予防

緑茶にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは肌の老化やシミ・ニキビの予防、コラーゲンを作り出すなど美肌に欠かせない成分ですが、メラニン色素の生成をおさえることで、肌を白く保つ作用も持っており、日焼けを防ぐ効果もあります。

しかし、実は美容効果抜群のビタミンCは体内で作ることができません。さらには、水に溶けやすく熱に弱いという性質があります。そのため、水出し緑茶であれば、熱にさらされることなくしっかり抽出できるので、美容効果を遺憾なく発揮できるというわけです。

まとめ

日本人が大好きな緑茶は茶葉の香りと旨味だけではなく、健康効果と美容効果を得られる素晴らしい飲み物であるとご理解いただけたのではないでしょうか。普段何気なく緑茶は温かいものと決めつけていた方は今からでも遅くありませんので、一度水出し緑茶を試してみてください。

ビタミンCを摂取するためにサプリメントを飲む必要もリラックス効果を求めてアロマテラピーを使う必要もなくなるかもしれません。