レンタルティーサーバーという言葉を聞くようになって久しい昨今、オフィスだけではなく薬局や個人経営の病院など、たくさんの導入が進められているのが現状です。ただたくさんあるだけに、どれを選べばよいのかはわかりにくくなっています。さまざまな種類がある中でも、レンタルティーサーバーの比較や上手な選び方について、考察してみます。
まずは無料レンタルを利用して比較する
ティーサーバーを賢く利用するためには、とにもかくにも試してみるのが1番です。実際に利用をしてみれば、自分たちの用途に合っているかどうかが比較しやすいですし、見極めるのも難しくはありません。それぞれの企業が実施している無料レンタルサービスを活用すると、便利です。できるだけ多くの企業からパンフレットを取り寄せて、気になるところが見つかったら実際に無料のサービスを利用してみます。
ある程度使ってみてから契約することになりますが、どの程度そのマシンを利用したいのか、どんな環境で使いたいのかなどはきちんと考えて依頼をしなければ、適切なマシンが提供されないこともあるので注意が必要です。会社によっては契約の継続のためにマシンの利用を無料でレンタルできるところもあるため、コストを抑えて利用をすることもできます。
契約内容やサービスは各社で意外と大きく異なるので、無料サービス期間にさまざまな想定をして導入を検討するとよいでしょう。性能やランニングコストをよく把握してから決めます。
保証などのサービスの内容もよく確認する
レンタルティーサーバーを利用することで得られるメリットとして、マシンを購入するよりも圧倒的にコストを抑えることができる仕組みが挙げられます。購入でもレンタルでもマシンの性能に違いが出ることはありませんが、ランニングコストは大きな差が出るポイントです。
購入を選ぶと、しばらくはその機種を利用することが前提なのは当然です。たとえば新しい機種が出たときに、更新して最新機種を常に導入したいと考えているなら、レンタルティーサーバーの方が明らかに得で、初期費用をかなり安く抑えることができます。
マシンが故障してしまった時にもレンタルなら、多くのケースでメンテナンスのサービスを受けることができます。専門のスタッフが来社してくれ、修理を実施してくれますが、その費用は契約内容に含まれている場合が多いため、余分な費用がかかることはありません。契約の時に選ぶことができるなら、あらかじめ予想される出費として契約に組み込んでおくのが得策です。
その他にも掃除や定期的な点検なども行っている企業があるので、比較するときによく調べ、気になる点は問い合わせてみるとよいでしょう。
メンテナンスのことも見越して比較しよう
レンタルサーバーは、導入してそれでおしまいではありません。機械ですから当然メンテナンスが必要になりますし、長く使っていると故障をすることだってあり得ます。いざという時に備えておける契約にしておかなければ、後々困ったことになりかねません。
マシンの性能や初期費用だけに目を奪われるのではなく、その後かかってくるメンテナンスコストについても計算し、比較を事前にしておくとよいでしょう。1ヵ月に1回の清掃作業等が含まれている契約もあります。常に清潔な状態で利用をしたいと考えるのは、割と自然な発想です。自分たちだけで楽しむにしても、ゲストをもてなす時でも、清潔さが担保されてあるとストレスを少なくできます。
故障の時にどの程度まで対応してくれるのかも、比較・検討材料です。たとえマシン自体の貸し出しが無料でも、故障したときにその都度修理費用や部品代がかかっていては出費がかさむだけではなく、ランニングコストを見越すことすらできません。重点的に比較すべきポイントです。
レンタルティーサーバーを導入するときには、しっかりと比較・検討することが必要です。事前に比較するべきポイントがわかっているかいないかで、将来に向かって安心を担保できるかどうかが決まります。単純な金額のみの比較ではなく、新しい機種が出てきたときの対応やメンテナンスの内容等にも、細かく目を配っておかないと後から苦労をすることになります。