ティーサーバーの導入には購入以外にもレンタルとリースがあります。レンタル会社ならば、その会社が持っているものを使うのに対して、リースは気になるものを代理で購入してもらい、一定期間の支払いで手にできる、そうした支払い方法の違いもあるようで、詳しくチェックしてみましょう。
レンタルとリースの違いとは
ティーサーバーの利用にあたり、当然コストがかかります。レンタルなのかリースなのか、はたまた購入なのか、違いはどこにあるのでしょうか。一番コストがかからないのは、レンタルという声も耳にしますが、いずれは返却しなければなりません。
もしも気に入るようならば、購入する資金も必要になるため、有効に運用したいのならば、複数の業者に見積もりを依頼して比較しましょう。リースは、導入したい場合に一度に多額の購入資金をリース会社が負担してくれる契約を締結するもので、月々一定料金の支払いでティーサーバーを使うことができます。新事業をはじめるならば、運転資金を留保できるのは魅力的ですし、その資金を運用して利益が生まれれば、新しいティーサーバーを再度リースすることさえ可能になります。
違いを一言でいえば、レンタルはレンタル会社の所有しているティーサーバーを借りるサービスであって、リースは購入代金を肩代わりしてもらってそれを借りるサービスを指しているという違いです。借りるというのは同じですが、購入に近い印象を与えるのはリースでしょう。
途中解約ができないから比較が大事
もちろん短期・長期にも対応しているため、気に入ったのなら使い続けることができます。ちなみに、税務で認められた契約期間内であれば、経費としてリース料金を処理できるのはレンタルとの大きな違いです。資金調達、償却事務、諸税の申告などのわずらわしい手続きに関しても、事務手続きの一切合財を任せることができる合理化、なおかつ効率化が謳われています。
ですが、デメリットをひとつ挙げるとすれば、中途解約ができない点かもしれません。レンタルならば可能です。それにしても、たくさん利用するならばコストがかかります。会社が全額負担するのが一般的ですから、利用者数の想定もしておかなければなりません。ティーサーバーそのものの費用より、消耗品やランニングコストのほうが負担になるならば、どちらが得なのかは一目瞭然でしょう。
メンテナンスなどの安心感がついている
また、借りる場合に不安に感じるのは、機器の不具合でしょう。メンテナンスから故障保証もおこなってくれるのはレンタル会社の特長です。定期的なメンテナンスに来てくれますが、リースの場合には連絡をしなければ駆けつけてくれないこともあるようです。万が一のときは、交換や修理を無償でおこなってくれるのも魅力です。
リースは購入している、あるいは購入が前提でのサービスですから、すぐに新しいティーサーバーに交換してもらえることは少ないようです。しかし、どちらも最寄りのサービススタッフが駆けつけて対応してくれます。購入でも、保証期間内であれば無料で修理をしてもらえますが、期間が過ぎれば自費ですから、負担を考えればレンタルがおすすめです。
さまざまなサービス面での違いがあるため、しっかりと比較しましょう。ちなみに、最近では長く使用中ならお得な契約となる「入れ替え」という方法もあります。通常、満了後はリース会社にティーサーバーを返却する必要がありますが、再度延長することが可能で、その際は新製品を試す(入れ替え)ことができます。
ティーサーバーを導入するにしても、購入するには資金が不足していて断念してしまうケースもあります。しかし、借りることができるサービスが活用できるのも魅力です。同じ意味合いでありながら、一番の違いは代金を支払ってくれる、運用リスクです。気に入って、たくさんの台数を購入するにしても、軍資金が必要です。気に入っても、自社の物にならないのであれば、いずれは返却しなければなりません。それとは違い、支払い満了で手に入るのであれば、借り方次第で得をします。