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お茶には副作用があるって知ってた?飲みすぎに注意すべき理由とは

公開日:2023/05/01  最終更新日:2023/04/21


毎日お茶を飲んでいる人も多いですが、実はお茶を飲みすぎると、体の不調を招く恐れがあります。緑茶にはカテキンがあり、抗酸化・殺菌作用があるため、積極的に飲んでいる方もいるでしょう。しかし、飲みすぎると体に不調を起こす可能性があるのです。では、お茶を飲みすぎるとどうなるのでしょうか?具体的な例を紹介します。

お茶を飲みすぎるとどうなる?

「お茶」といってもさまざまな種類がありますが、ここではお茶を「緑茶」として話をします。お茶にはカテキンが含まれており、抗酸化・殺菌作用などがあるため積極的に飲んでいる人もいるでしょう。1日2杯で認知症の予防、5杯で脳梗塞の危険低下とビタミンCの必要摂取量のほとんどが取れる、7杯で糖尿病の改善が期待できる、といった話もあります。

しかし、飲みすぎると体によくないことが起こる可能性があるため、気をつけましょう。具体的には、胃腸への負担、尿路結石の危険性、貧血・便秘です。これらについては、次の章で詳しく説明します。

お茶の飲みすぎによる副作用とは

お茶を飲むメリットはありますが、デメリットもあります。カフェインによる胃腸への負担、シュウ酸により尿路結石になる可能性、タンニンによって貧血がひどくなったり便秘になる可能性があることです。これらの成分は、少量であれば体にメリットがありますが、過剰に摂取すると悪い影響が出る点に注意してください。

胃腸に負担がかかる

お茶をたくさん飲んでカフェインを過剰摂取してしまうと、胃腸に負担がかかります。カフェインには胃酸を分泌させる作用があり、これが過剰になると胃もたれや吐き気、肌荒れに繋がります。胃腸に負担がかかると眠れなくなることもあるため、十分に注意しましょう。

WHOによると、1日当たりのカフェイン摂取限度量は約300mgとされており、緑茶のカフェイン量に換算すると15杯分です。マグカップで飲む方は1杯の量が多いため、10杯以下に抑えるとよいでしょう。

シュウ酸による尿路結石

お茶にはシュウ酸が含まれており、食事のバランスを無視して過剰に摂取すると、尿路結石になる可能性があります。腎不全を引き起こすこともあるため、飲みすぎには注意しましょう。なお、シュウ酸はコーヒーにも含まれる成分です。お茶と同様、飲みすぎると尿路結石や腎不全になる可能性があるため、過剰摂取には十分に気をつけましょう。

貧血・便秘

お茶にはタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれており、活性酸素の働きを抑える作用があります。これだけ見れば害がないように見えるのですが、タンニンには鉄の吸収を妨げる作用もあるのです。健康的な人であれば問題ありませんが、貧血気味の人は避けた方がよいでしょう。また、タンニンを過剰に摂取すると、便秘になる可能性が高まるようです。

お茶の適量は1日何杯まで?

カフェイン量だけで見れば1日15杯が限度なのですが、シュウ酸やタンニンの過剰摂取も気になります。そのため、お茶は1日10杯程度に抑えるようにしましょう。毎日3回の食事で2杯ずつ飲むと6杯となるため、食事のときだけ飲む人はあまり気にする必要はありません。

しかし、食事以外でのどが渇いたときに飲んでいる方は、飲みすぎている可能性があります。「もしかして飲みすぎかも…」と思った方は、この機会にお茶の量を見直してはいかがでしょうか。

まとめ

お茶の飲みすぎで起こる体への不調について解説しました。健康的なイメージがあるため、毎日緑茶を飲んでいる方もいるかもしれません。温かいお茶を飲むと心が落ち着いたり、口の中がさっぱりしたりするため、そういった目的で飲んでいる方もいるでしょう。しかし、飲みすぎると胃腸への負担や尿路結石・腎不全を引き起こす可能性もあります。食事の時だけ飲んでいる場合は問題ありませんが、それ以外でも飲んでいる方は注意が必要です。緑茶を日常的に飲んでいる方は、今一度1日の摂取量を確かめてみてはいかがでしょうか。