ティーサーバーは日本茶などを自動的に入れてくれる機器で、多くの場合はその装置をレンタル会社から借りて運用します。
従業員や来客者が自分で入れる方式ですから、入れる手間がかからなく便利に利用できます。
しかし日常や定期的なメンテナンスは手間がかかりそうで、導入に躊躇するケースもあることでしょう。
レンタルティーサーバーの運用やメンテナンスはどのようになっているでしょうか。
ティーサーバーのメンテナンスはどのようなものがあるか
ティーサーバーは日本茶を自動的に入れるものですから、まずお茶と水の定期的な補充が必要です。
お茶はインスタントコーヒーのような粉末タイプ、香りと味に優れた粉砕茶タイプ、本格的な茶葉タイプがあります。
3つのタイプの内、使用すると自動的にゴミとなって排出されるものや、フィルターの定期的な交換が必要なものなどがあり、レンタル会社や取り扱い機種によって変わります。
また水は浄水器でろ過されたものが使用され、浄水器を通した水をタンクなどで補充するタイプがあります。
これらもレンタル会社が取り扱う機種によって異なります。
お茶の原料と水の補給以外には、フィルターの交換やお茶ができてカップに抽出される経路のクリーニング、カップ置き台のチェックなど、主に衛生面や動作が正常に行なわれるかなどのチェックを行ないます。
またティーサーバーを運用しているときに発生するドレンなどの排出や、機器が長期にわたって正常に動作できる定期的な手入れもあります。
これらの多くのメンテナンスはレンタル会社が行い、もし不具合が発生してもすぐに対応してくれますので、設置・運用している会社にはほとんど負担がありません。
またサーバーの状態はレンタル会社の方で管理され、不具合が起こる前に対応することがほとんどです。
ティーサーバーレンタル会社を利用するにあたって
現在高いニーズがありますので、ティーサーバーのレンタル会社は数多く存在します。
またレンタル会社の多くは機種を複数取り扱い、大きさ・規模や茶葉のタイプ別などの種類も豊富です。
したがって、導入したいサーバーのタイプを選定することは、後々のメンテナンスや手入れの頻度も決定することになり、例えば多くの従業員が利用するところに小規模の機器を導入すると、頻繁に水やお茶の補充をする必要が出てきます。
このあたりは導入する際、レンタル会社と1日あたりの予想需要数や、メンテナンスをするなら利用者の少ない夜間に行なうなど、十分な打ち合わせが重要になります。
またサーバー機器の定期的なメンテナンスを月に1度くらいの頻度で行うと、トラブルなく運用することが可能です。
この実施タイミングや、衛生面を考慮し、この部分の手入れは日常的に必要だから設置・運用会社でも行うなど、線引きや担当者を決めておくことも重要になります。
しかしながら多くの場合、サーバー機器はレンタル会社でコンピューター管理され、水・お茶などの材料の補充、必要メンテナンス項目などは機器が発する信号で連絡されるようになっていますので、設置会社の手入れはほとんど必要ないはずです。
レンタル会社が行うメンテナンス内容
ティーサーバーのメンテナンスには毎日実施するものと、月例などで定期的に実施するものがあります。
機器が不具合を検知し、レンタル会社に連絡をしたときに行なう、緊急的なものも存在します。
項目としては、給水湯タンク・排水タンク・フィルター・原料シューター・ミキシング部・ダクトホース・排気トレー・排水皿・ドレン・浄水フィルター・電磁弁・モーターの動作もチェックします。
お茶の原料やその経路、また機器が排出する排水など、機器が正常な動作を行なうかどうかのメカニカル・電気的なチェックです。
加えてこれは一番重要なものかもしれませんが、衛生面のチェックで、運用していくうえで発生するカビや不純物の混入などの懸念があります。
また害虫の侵入も注意すべきで、これらの点は重点的にチェックすべき事項です。
しかしながら現在の機器はこれらを自己管理し、何か異常があった際はすぐにレンタル会社に連絡されるような機構になっていますので多くの場合は心配する必要はありません。
ほとんどのレンタル会社は安心して導入を任せられる内容となっています。