ティーサーバーはオフィスにあるとありがたいアイテムの一つです。お茶を入れる担当から考えるとマシーンが自動で入れてくれるので楽ですし、従業員が自分たちで使うにしても無料でお茶が飲めるのはありがたいサービスでしょう。会社としては導入にあたりスペースやお金の問題が出ますが、ここで一つ注意しなければならないのが電源の問題です。
レンタルサーバーの電気代はどのくらいか
ティーサーバーをレンタルする場合、掛かる費用は月額の契約費用と茶葉などの消耗品費、そして電気代です。当然の事ながらどれくらい使うかわからない電気代はレンタルサービスの方で負担してくれないので、それも計算に入れて契約を考えましょう。
ただ、およその金額は知られており、使用頻度にもよりますが月に1,000円から1,300円ぐらいが相場といわれています。これは会社からすればほとんど気にしなくていいぐらいの金額なので、ティーサーバーを考える際は電気代よりもその機能や月額料金を気にした方がよいでしょう。ティーサーバーにもたらされる恩恵はとても多く、投資する価値のある設備の一つです。
またレンタルサービスが定番化しておりメンテナンスや消耗品の補充、場合によってはゴミ捨てなどもサービス会社がやってくれるので、いろいろと楽をしたい人には向いているサービスといえるでしょう。
電源を入れていれば保温で電気を使う
ただし電源を使う設備なので当然の注意点はあります。まずコンセント周りの埃に注意しなければならない点です。これはどのようなものに対してもいえるので当たり前の話ですが、もちろんティーサーバーでも注意しましょう。
そして廃熱の部分はしっかり壁との隙間を空ける事、この辺りも一般常識として存在します。ティーサーバーでとくに気にしなければならないのは保温で、常時電源を付けていれば常に待機状態となりすぐにお茶を入れられます。
しかし電気を消費している事になるので、たとえば就業時間後の残業タイムにどうしておくか、電源は切っておくかなどのルール付けが必要になります。基本的には操作する担当を決めてその人の就業時間に合わせたオンオフが最適でしょう。
連休前にしっかりと電源オフを確認しておけば無駄に電気代を消耗することもなくなります。会社の費用として考えると金額は大した事はありませんが、そういった部分を細かくルール付けする事も重要なのです。
担当者がいない時に下手に操作しない
イレギュラーなパターンの例ですが、たまにある事として休日出勤があります。休日に出勤するといつもいるティーサーバー担当の総務の人は当然出勤していません。それでもティーサーバーを使いたいといった時、どうやったらいいかわからないものの色々といじってなんとかお茶を入れます。
しかし後処理や最後どうするのかがわからずにそのままにしてまた休日に入ってしまうと、電源の付けっぱなし等が発生してしまうのです。その程度ならよいでしょうが、たとえば沸騰させたまま数日経ってしまう、茶葉を入れたまま置いてしまう等の事態になってしまうことも考えられます。使う時は知っている人に聞くか、説明書を誰でもわかる場所に置いておくのが解決策といえるでしょう。
実際には休日ぐらい外で買って来るといった対応をして欲しいものですが、休日出勤の大変さと非日常感から来る高揚というものもあるので、こういったエピソードは各社から聞かれるものでもあります。
電源の面でいうと費用はあまり気にするほどのものではありません。しかしコンセントを使う設備として当然の注意事項はあるため、従業員は適当に扱わずしっかりとした利用方法を守って使うとよいでしょう。わからなかったら確認の上使用する事です。