美味しい紅茶やお茶が楽しめるレンタルティーサーバーは、オフィスにあると嬉しいアイテムの一つです。最近では福利厚生の一環として取り入れている企業も多いですが、ティーサーバーを使用しているとトラブルが生じることも少なくありません。今回は、レンタルティーサーバーで起こりやすいトラブル事例とその解決方法について解説します。
トラブル事例①
お湯がぬるい
ティーサーバーには水を温めるためのポンプが内蔵されており、いつでも手軽に温かいお茶を楽しめるのが特徴です。しかし、しっかりとお湯が沸かずにぬるかったり、そもそもお湯が沸かなかったりするなどのトラブルも多いです。
■水を補充してみる
タンクに残っている水が少ない場合、お湯を沸かすためのポンプが作動しないティーサーバーもあります。お湯がぬるいと感じたらタンク内の水量を確認し、少なければ補充してから再度試してみてください。
■モード切り替え
運転モードの切り替えが可能なティーサーバーの場合、一度「通常モード」に戻してみましょう。省エネモードではお湯がしっかりと温まらないケースもあるため注意が必要です。
■停電後などは電源の確認も
ティーサーバーは基本的に24時間電源を入れて使用しますが、停電後などは電源が落ちてしまっている場合もあります。電源が入っていなければお湯も温まらないため、停電後などはチェックしてみてください。
トラブル事例②
冷水が出ない
最近のティーサーバーにはウォーターサーバーを兼ねたものも多いですが、冷水が出ない、しっかりと冷えていないなどのトラブルが起こりがちです。
■設置場所を変えてみる
ティーサーバーが中の水を冷却する際には、サーバーの背面にある排気口から熱風を逃して冷やしています。壁際にティーサーバーを設置している場合は熱風を逃し切れず、充分に水を冷却できないことも。サーバー本体を壁から離して設置し、もう一度冷水を出してみてください。
■室温が高すぎないか確認
ティーサーバーを置いている部屋の空調が効き過ぎて、室温が高くなっていませんか?室温が高すぎると中の水が冷え切らないこともあるため、空調を調節するか、ティーサーバー自体の設定温度を変更する必要があります。
■少し時間を置いて再度給水する
一気に大量の水を給水した場合、しばらくの間は水が充分に冷却されないこともあります。15分ほど置いてから、再度給水を試してみてください。
トラブル事例③
紅茶やお茶を抽出できない
ティーサーバーは紅茶やお茶を抽出するためのものですが、「水は出るのに紅茶やお茶が出ない」といったトラブル事例もあります。
■本体のお手入れを行う
ティーサーバーの定期的なお手入れを行っていますか?ティーサーバーは汚れの付着によって抽出ができなくなることもあるため、取扱説明書に従って適切なメンテナンスをする必要があります。美味しい紅茶やお茶を楽しむためにも、定期的なお手入れを欠かさないようにしましょう。
■レンタル会社に問い合わせる
お手入れ後にもトラブルが改善されない場合には、レンタル会社に問い合わせてみましょう。スタッフが現地に駆けつけ、修理やメンテナンスをしてくれます。基本的に、通常通りの使い方で生じたトラブルの対応であれば料金はかからないことがほとんどです。
今回は、レンタルティーサーバーで起こりやすいトラブルとその対処法について解説しました。オフィスにあるととても便利なティーサーバーですが、些細なことが原因となってトラブルが起きてしまうこともあります。設置場所や使い方に気を付けて、トラブルを未然に防げるとよいですね。ティーサーバーのトラブルで困っている人は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!