ティーサーバーをレンタルするときにお茶はどのようにして淹れているのか気にかかる人もいるでしょう。茶葉を使って丁寧に淹れたお茶でないと美味しくないという人もいるかもしれません。ティーサーバーではどのようにしてお茶を淹れる仕組みになっているのでしょうか。
茶葉を利用できるサーバーもある
ティーサーバーでお茶を淹れるときの仕組みは大まかには二種類に分けることができます。茶葉を使用するタイプのものもあり、熱湯を通すようにして抽出することでお茶を淹れる仕組みになっているのが通例です。コーヒーサーバーと同じようにして、すぐにお湯が流れていってしまわないようにすることである程度の抽出時間を稼げるようにしてあるサーバーもあります。
このタイプのサーバーをさらに分けると二通りのパターンがあり、自分でお茶の葉っぱを入れ替えて使用するものと、自動的に交換されるものがあるということも知っておくと良いでしょう。自分で入れ替える場合には何度も抽出していると味も風味も落ちてしまいますが、出涸らしのお茶でも良いという場合や、毎日使用する量を制御したいという場合には有効なタイプです。入れる量によって濃さも自由に変えられるという点で優れているでしょう。
一方、自動的に交換される場合には手間がかからず、いつも一煎目のお茶を飲めるのがメリットです。濃さなども調節できる機能があるサーバーもあるので、こだわりがある人が使う可能性が高いならサーバーの機能をよく確認して選ぶようにしましょう。
主流なのは顆粒のお茶を使用するタイプ
レンタルティーサーバーで主流なのはもう一つの方式で、顆粒化されているお茶を使用するのが特徴です。インスタントティーに用いられている顆粒を使用すると考えるとイメージが湧きやすいでしょう。
煎茶などの場合には粉茶を使用できるようになっている場合もあります。これは抽出時間などを制御せずとも熱湯を出すことと顆粒を適量出すことだけできれば、いつも変わらない味や風味のお茶を提供できる点で優れているタイプです。抽出に時間がかからないのですぐにお茶を飲めるという点でも魅力があり、一杯ずつ出せる仕組みのティーサーバーでは特によく利用されるようになっています。
お茶を抽出するスペースも必要がないので、比較的コンパクトでありながらも複数の種類から自由に選んでお茶を淹れられる仕組みにもできるのが特徴です。顆粒とお湯で作れるものなら何でも大丈夫ということから、コーヒーや味噌汁などもラインナップに含められるメーカーもあります。
レンタルの場合には業者から専用のものを買える
茶葉を使用するケースでも顆粒を使うケースでも基本的にはレンタル業者から好きなものを購入するという形で運用します。業者によってはティーサーバー内の茶葉や顆粒を入れるスペースの点検と交換を定期的におこなってくれるサービスもあり、運用するうえで手間がかかりません。
茶葉を使うタイプの場合には自分で入れ替えをするケースもありますが、この場合には業者が特に制限を設けていなければ好きなものを買ってきて使うことが可能です。顆粒タイプの場合にもお湯だけ出すこともできることがあり、自分で持ってきたインスタントティーなどを飲むこともできるでしょう。
レンタルティーサーバーには茶葉を使用するタイプのものもあり、手動でお茶の葉っぱを交換するタイプと自動交換される仕組みになっているタイプがあります。
ただ、主流なのはインスタントティーなどのような顆粒を使っているタイプです。お茶のラインナップを豊富にできることや一杯ずつ短時間で淹れられることがメリットとしてよく利用されています。
茶葉を使っているほうが風味豊かで美味しいという人も多いので、レンタルティーサーバーを導入するときには違いをよく理解してから決めるようにしましょう。