ティーサーバーをレンタルできることからも、導入したいオフィスがたくさんあるようです。
注目したいのは、お茶の種類や費用、管理費などでしょうが、美味しく飲むためには意外にも温度に着目することがポイントになり、各社で違いがあるのかも比較してみましょう。
各社を比較するときの内容がポイント
ティーサーバーの導入を検討するならば、各社の主力製品を比較するでしょう。まずは、レンタルなのかリースなのかという費用の問題ですが、導入している企業のほとんどがレンタルで様子見しているようです。
また、レンタルにしてもアフターサービスや定期メンテナンスを受けることになりますから、無料であることにこしたことはありません。
そして肝心要となるのは、何種類の飲料を1台にセットできるのかという点です。それによって選べるお茶の種類も異なります。粉末と茶葉タイプなどを含めて、どんな商品があるのかまで比較や検討してみましょう。味が美味しいだけでなく、比較内容によってお茶の風味にも関わってくるでしょう。
例えば、レンタルティーサーバーには、お湯とお水の機能が備わっています。ここで気になるのはお湯の温度はどれくらいに設定されているのかという点です。もちろん各社で設定も異なりますが、多くの場合には4段階での設定ができる仕様のようです。
適温から段階的に設定することができる
お湯の温度次第で、味や風味に変化をつけることができます。例えばメインといえる緑茶も、お湯の温度が高いだけで「濃く」煎れることができ、お茶本来の「苦み」を味わうことができます。また、1段階下げることにより「まろやかな苦み」を味わうことができるでしょう。4段階での設定ができるのですが、各社70℃から100℃の間にて調整できるシステムのようです。
ちなみに、ぬるめという人肌は45℃前後です。4段階の切り替えができるのならば、急ぎでもお茶を飲みたいときには、冷まさずに飲めるぬるめの設定ができます。フーフーと少し冷ましてから飲めるのが適温ですが、冷まさなければ舌を火傷する可能性のある熱湯までが設定できます。寒さが厳しい外に持ち出すのであれば、保温の意味では熱湯でお茶を煎れておくのもありではないでしょうか。もちろん、香りの出方も変わってくるでしょう。
ティーサーバーでは85℃が基準となる
濃さや温度の調節ができ、飲み物の種類も豊富、こうしたティーサーバーをレンタルできるのなら、導入しない手はありません。とあるティーサーバーは、水量も濃さも細かく設定ができる仕様ですから、1人1人の好みに合わせることができ、実際に、たくさんの人が使うオフィスに導入されています。
ちなみに、各社HOT飲料は4種類のセットができる仕様で、給水温は20℃、抽出温度はやはり70℃以上になっています。また、冷水の場合は、給水温25℃、抽出温度は10℃以下に設定されているようです。
各飲料の設定は、ボタンごとに好みに合わせてできるようです。しかしティーサーバーを設置したばかりの段階では、多くのティーサーバーは85℃になっているようで、適温という基準なのでしょう。
なかには1℃刻みで調整できる製品もあるようですが、香りなどにこだわるのならば、抽出温度がカギを握るのではないでしょうか。茶葉がジャンピングして、お湯にしっかり色と香りを出すための抽出、85℃はそうした香りを出すには適した温度なのです。
もちろん、人肌ならばお湯だけを出し、ミルクづくりにも利用できますから、育児と仕事を両立させる女性向けオフィスに導入してみてもいいかもしれません。
企業の間で導入が進んでいるのがレンタルティーサーバーです。いつでも好きなときに、お茶を飲むことができるため、お茶係が不要になるメリットもあります。
冷水だけではなく、温かいお茶も飲むことができるのは魅力です。導入するにあたり注目したいのが、ティーサーバーの温度はどれくらいなのかという点で、適温となる85℃に設定されています。
もちろん、好みに調整ができるため、お茶の種類や人の好みに合わせて段階的に調整するのがおすすめです。