ティーサーバーのお手入れ方法とは？汚れる原因など

オフィスにティーサーバーを設置する場合、衛生面が気になる方もいるのではないでしょうか。ティーサーバーは、日々のメンテナンスで寿命にも違いが出てきてしまいます。今回は、ティーサーバーのお手入れ方法についてまとめています。ティーサーバーを長持ちさせたい人は、参考にしてください。

ティーサーバーが汚れる原因

ティーサーバーの汚れの原因は、下記のようなことが挙げられます。

■茶渋による汚れ

お茶に含まれているカテキンは、水に含まれている金属イオンと結びついてしまう特徴があります。結びつくと、茶渋と呼ばれる汚れとして表面にあらわれます。お茶を飲むコップに、こびりついてしまう汚れが気になることがありますね。これが茶渋です。

こすっても落とせないのは、こびりついてから時間が経過しているからです。こまめにお手入れすることで、付着してしまうことを防げます。メラミンスポンジは、水を含ませて軽くこするだけで茶渋を落とせるのでおすすめです。

■コーヒーによる着色汚れ

ティーサーバーでは、お茶以外に、コーヒーや紅茶が利用できることも多いです。コーヒーや紅茶の場合は、着色汚れが気になります。放置してしまうと色がこびりついてしまうので、ティーサーバーを汚してしまったら、すぐに拭きとるようにしましょう。

■水垢がつきやすい

オフィスで使うティーサーバーでは、水垢の汚れが気になるという人が多いです。たくさん水を使うので、ある程度は発生してしまうのですが、定期的にお手入れをしてキレイにしておけば、ある程度目立たなくすることはできます。セルフメンテナンスだけでなく、定期点検も受けるようにしましょう。

■排水容器の汚れ

排水が溜まる容器は、汚れが目立ちやすいです。毎日必ず排水しましょう。とくに夏場は、カビが発生する、悪臭の原因となるということがあるので、要注意です。

お手入れ方法

ティーサーバーは、どのようにお手入れすればよいのでしょうか。各機種により、お手入れ方法に違いがありますので、説明書は必ず確認しましょう。ここでは、基本的なお手入れの方法をまとめておきます。

■受け皿の清掃

ティーサーバーには、受け皿がついています。この受け皿は、飲み物を淹れた際にこぼれることがないように設置されています。毎回汚れやすい部分なので、こまめに取り外しして洗うようにしましょう。洗う時は、水洗いでも充分ですが、頑固な汚れがある場合は、酸素系漂白剤を用いて汚れを落とすのがよいでしょう。

■ボトルの差込口を消毒

ティーサーバーで、ウォーターサーバーも兼ねている機種の場合、ボトルの差込口を清潔にしておきたいです。差込口は直接水に触れているため、ボトルを交換する時に、アルコール消毒するとよいでしょう。

■ミキシングトレーをキレイにしよう

ティーサーバーは、内部で水と粉末を混ぜてコップにドリンクが注がれます。水と粉末はミキシングトレーという場所で混ざっているのですが、ここを清潔にしておきましょう。本体から取り外すことができるので、外して水洗いし、しっかり乾燥させてください。お手入れしてすぐに使うことができないので、週末や長期休暇前などにお手入れするのがおすすめです。

取り外しが簡単なものを選ぶ

ティーサーバーのお手入れ方法を知って、面倒だな・・・と感じた人もいるかもしれませんね。そのような人は、できるだけお手入れが簡単にできる機種を選ぶことをおすすめします。パーツの取り外しがしやすいものは、簡単にお手入れしやすくなっています。汚れが気になる箇所だけ掃除することも可能です。メーカーや代理店に相談される際に、お手入れが簡単な機種を紹介してもらってください。

ティーサーバーのお手入れ方法についてご紹介しました。長く使うためにも、毎日こまめに掃除して清潔に使いましょう。今回紹介した方法で、ティーサーバーのお手入れをしてみてくださいね。