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幻のお茶として知られるべにふうき茶!美味しい和紅茶の飲み方を解説

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/21


ここ数年アフタヌーンティー活動、通称ヌン活がトレンドになるほど女性の間で人気が出てきている紅茶。紅茶といえば、ダージリンやセイロンなど外国の産地を思い浮かべますが、日本にも和紅茶という紅茶があるのをご存知でしょうか。そこで本記事では、数ある和紅茶の中からべにふうき茶について詳しく解説していきます。

べにふうき茶とは

べにふうき茶とは1993年に命名登録、1995年に品種登録された日本で初めての紅茶・半発酵茶兼用品種です。

また、渋みが少なくバランスの良いアッサム系の品種「べにほまれ」と香り高い品種「ダージリン」を交配して生まれたもので「幻のお茶」としても知られています。元々紅茶用に作られたお茶なので、紅茶本来の香り高さを感じられますが、苦味や渋みがやや強い和紅茶です。ですが、粉末状の緑茶にすることで苦味や渋みが抑えられ、美味しくべにふうき茶を飲めます。

べにふうき茶の効能

1999年、べにふうき茶に含有されているメチル化カテキンが、抗アレルギー作用を有していることがわかりました。メチル化カテキンとは、茶葉中に含有されるポリフェノールの1種です。

いくつかのカテキンが含まれていますが、その中でも茶葉に最も多く含まれているカテキンである「エピガロカテキンガレート」の一部がメチル化したものが、メチル化カテキンと呼ばれています。

くしゃみや花粉症、アレルギー性鼻炎などを引き起こすヒスタミンの放出を抑制する作用があります。ですが、紅茶のままだと、メチル化カテキンがなくなってしまうことが研究でわかりました。

そして、緑茶として製造することで成分が多く含まれるため、べにふうき茶を緑茶に製造して販売しているところが今では多くあります。この効能を目的で購入する場合は、紅茶ではなく緑茶に製造されたものを買った方が良いでしょう。

べにふうき茶のおすすめの飲み方

上記でもお話したメチル化カテキンは、熱湯でないと溶け出しにくいという特徴があります。また、季節性アレルギー鼻炎には花粉が飛ぶ1.5か月前から飲むようにすると、飛散時に飲む時より効果的という結果も出ています。そこで、効果的にべにふうき茶を飲むおすすめの方法をいくつかご紹介します。

ティーバッグの場合

べにふうき茶2gもしくは3gのティーバッグ2個分を500mlのお湯で5分煮沸した後にそのティーバッグを取り出します。冷えたものを飲みたい場合はそのまま冷まし、暖かいものを飲みたい場合はすぐに飲んでください。ティーバッグをそのままにしておくと苦味や渋みで美味しくなくなってしまうので、注意が必要です。

水筒などで持ち歩きたい場合はこの方法で暖かい状態で1日は持ちます。忙しくてなかなか時間が取れないという人は、ティーバッグ1個と250mlのお湯を電子レンジで2分加熱して作る方法もおすすめです。

粉末の場合(1回分)

1.5g以上の粉末のべにふうき茶を200mlの熱湯に入れて1分ほどよくかき混ぜます。冷めてから一気に飲むのがおすすめです。この方法の場合は、作り置きはしないでください。

苦味が苦手な方は牛乳や蜂蜜を入れる

べにふうき茶は通常の緑茶よりも苦みを感じやすいお茶になっており、ティーバッグや粉末で飲むと、その苦味が気になる方もいるかと思います。そんな時は、牛乳や蜂蜜を入れて飲むと苦味が抑えられ、普段から美味しく飲めます。

まとめ

本記事では、べにふうき茶についてその特徴や効能、おすすめの飲み方を解説していきました。紅茶は風邪予防になると言われていますが、べにふうき茶には他のお茶にはない効能があり、「幻のお茶」と言われるのも納得です。アレルギーで悩んでいる方はべにふうき茶を試してみるのもいいかもしれません。本記事を読んで、和紅茶を知るきっかけや、アレルギーで悩む方の参考になれば幸いです。