来客時もすぐに好きな飲み物を出せたり、従業員同士のコミュニケーション促進に役立ったりするのがティーサーバーです。しかし、オフィスにティーサーバーを設置するためには、どのように進めて行けばよいのでしょうか。今回はティーサーバーをスムーズに導入する手順について、注意するべきポイントと一緒に解説します。
オフィスにティーサーバーを導入するまでの手順
オフィスにティーサーバーを導入する場合、一般的には以下の手順に沿って進めていきましょう。
①導入方法を検討する
ティーサーバーの導入方法は主に「本体の購入」「リース」「レンタル」の3種類に分けられます。本体を購入する場合は初期費用がかかるものの、その後は基本的に飲み物のコストだけで済みます。リースはあらかじめ契約期間が決まっていますが、期間終了後は月額料金が発生しません。そのため、長期的な利用を考えているケースでおすすめです。レンタルは契約期間が決まっていないため、いつでも途中解約できるのがメリット。しかし、長期利用の場合はリースと比べてコストがかさむでしょう。
②導入する会社を選ぶ
ティーサーバーを提供している会社はたくさんあります。それぞれでティーサーバー機器や提供しているドリンクの種類、料金、メンテナンスサービスなどの内容が異なります。そのため、複数の会社から資料・パンレフットを取り寄せて、比較・検討してみるとよいでしょう。また、会社によっては試飲を準備しているところがあります。実際に提供されているドリンクを飲んでみることで、どの会社のティーサーバーがよいのか絞れるでしょう。
③見積もりを取って契約する
気になる会社が見つかったら、見積もりを取ってもらってください。見積もりの段階ではまだ契約していないため、複数の会社に見積もりを取ってもらっても問題はありません。見積の内容に納得したら、契約します。
④ティーサーバーの設置
契約後にティーサーバーが設置されます。
オフィスにティーサーバーを導入する際に注意するべきポイント
さまざまなうれしいメリットをもたらすティーサーバーですが、導入する際はいくつか知っておきたいポイントがあります。
適切な設置場所を考える
とくに従業員のコミュニケーション促進を目的に設置する場合、設置場所はよく考えましょう。従業員が集まりやすく、ある程度スペースが確保された場所がおすすめです。
水道排水設備を確認する
ティーサーバーを利用するためには、水が必要です。水は購入者が準備するため、あらかじめ水道排水設備を確認しておきましょう。ティーサーバーには大きく「カセット給水式」と「水道直結式」の2つがあります。カセット給水式は毎回タンクに水を入れる必要があるものの、工事の必要がありません。
一方の水道直結式は水道とつなげる工事が必要ですが、毎回タンクに水を給水する手間を省けます。利用頻度やオフィス構造などを見ながら、どちらのタイプがよいのかを考えてください。
メンテナンスを役割分担する
ティーサーバーは水を使うため、衛生面に配慮しなければいけません。新しい水の補充や交換、排水処理、受け皿の掃除など、適切に使うためには日常的にやるべきことが出てくるでしょう。あらかじめやるべき内容をピックアップし、誰がいつやるのかを明確化させておくとスムーズです。また、メーカーによってはメンテナンスサービスを提供しているため、内容をよく確認しておいてください。
まとめ
オフィスにティーサーバーを導入するときは、まず導入方法を選ぶところから始めましょう。本体の購入とリース、レンタルと、大きく3種類があります。会社によって機器や提供しているドリンクの種類、料金などが異なるため、複数の会社をよく比較することが大切です。試飲をプレゼントしている会社もあるので、上手に利用してどの会社がよいのかを考えてみてください。