いつでも手軽にいろいろな種類の飲み物が楽しめるティーサーバー。最近では、オフィスにそんな便利なティーサーバーを導入する会社も増えています。ティーサーバーを導入する際、購入する方法とレンタルする方法があります。購入とレンタルではどちらがよいのでしょうか。双方のメリット・デメリットについて解説していきます。
オフィスにティーサーバーを導入する利点
商業施設のフードコードや病院の待合室でよく見かけるティーサーバーですが、オフィスに導入することで業務効率向上や従業員のモチベーションアップにつながる利点があります。
■来客にすぐに飲み物を出すことができる
来客時、従来は急須でお茶を淹れていましたが、これだと時間がかかるでしょう。来客の多いオフィスだとお茶を出すのが仕事というような従業員も必要でした。ティーサーバーなら時間や手間をかけずに飲み物を出せるので業務効率の向上が期待できます。また、お茶だけでなく、コーヒーや紅茶を出すこともできるので、来客の好みに合わせて柔軟に対応できます。
■従業員が手軽に飲み物を楽しめる
ティーサーバーならコーヒーや紅茶、カフェインレスの麦茶なども揃えることができるので、好みの飲み物を楽しむことができるようです。従業員が自分好みの飲み物を楽しむためには、従来は自宅から持ってくるか外に買いに行く必要がありましたが、オフィスにティーサーバーがあればその必要はなくなります。ティーサーバーを導入することで、業務の効率だけでなく従業員の満足度も上がることでしょう。
ティーサーバーを購入するメリット・デメリット
ティーサーバーの導入を決めたら、次はその方法を考えましょう。ティーサーバーを購入する場合のメリットは、長期的に考えた時のコストが抑えられる点です。ティーサーバー本体の価格は約40万円~90万円が相場といわれています。金額だけ見ると高いと感じるかもしれませんが、今後10年~20年使用できると考えると購入してしまった方がコストを抑えられます。
一方デメリットしては、修理や廃棄の際に手間と費用がかかるという点が挙げられるでしょう。故障すれば修理先から自分で手配しなければならず、処分する際には廃棄費用もかかります。また、ティーサーバーに必要なお茶やコーヒーの粉末を自分で手配しなければならない点もデメリットといえます。
ティーサーバーをレンタルするメリット・デメリット
ではレンタルの場合はどうでしょうか。レンタルのメリットは、メンテナンスや故障時の補償がついている点です。ティーサーバーをレンタルすると、担当者が定期的に訪問しメンテナンスをしてくれる会社が多く、故障した際も無償で修理、交換してもらえます。
不要になった際も、所有権はレンタル会社にあるので廃棄費用がかかることもなく引き取ってもらえます。また、お茶やコーヒーの粉末といった付属品もレンタル会社が手配してくれることが多く、これもメリットといえるでしょう。
デメリットは長期的に考えた時にコストが高くなる点です。月額や年額で一定のレンタル料金が発生するので、長期的に見ると購入した場合よりコストが高くなることがあります。レンタルの場合は必ずしも新品のティーサーバーが設置できるわけではないという点もデメリットに感じる場合もあるでしょう。
業務効率の向上や従業員満足も実現できる便利なティーサーバーは、今やオフィスに必須のアイテムとなりつつあります。その導入にあたっては購入するべきか、レンタルにするべきか、悩むところですよね。それぞれにメリット・デメリットがあるので、きちんと把握したうえでどちらが適しているのか検討してみましょう。