紅茶はさわやかな味と香りで知られている飲み物ですが、口臭予防効果もあることはご存じでしょうか?オフィスでの食後の際には、口臭が気になってしまうこともあるでしょう。そんな時に紅茶を飲めば、手軽に口臭対策できるのでおすすめです。そこで今回は、紅茶の口臭予防できる理由や、効果的な飲み方について解説いたします。
紅茶ポリフェノールで手軽に口臭予防!
紅茶を飲むと口臭予防できる理由は、紅茶に含まれる「紅茶ポリフェノール」にあります。そもそもポリフェノールとは植物が生み出す成分のことで、このうち紅茶に含まれているのが「紅茶ポリフェノール」と呼ばれています。そして紅茶ポリフェノールには「口臭成分であるメチルメルカプタンを抑制する」「歯周病菌の活性を抑える」という研究結果が報告されています。
因みにどのような研究内容だったのかといえば、紅茶の濃度を100倍に薄めた培養液に歯周病菌を入れ、6日後に菌の働きを見ると、菌の活性化を80%も抑えたというものです。なお緑茶も同様に研究すると菌の活性化を60%抑えたことが分かり、この点から紅茶の方が強い抑止力を持つことが分かります。
他にも紅茶ポリフェノールには、臭いの原因酵素の活性化も抑える働きや、早稲田大学の研究では口臭成分の消臭効果は水や緑茶に比べ、1/3~1/5も減少していたという報告もあります。つまり紅茶は口臭予防だけではなく、口内環境も清潔に保つ健康に優れた飲み物なのです。
口臭対策に効果的な紅茶の飲み方
紅茶は口臭対策にうってつけの飲み物ですが、飲み方には注意点がいくつかあります。たとえば砂糖やはちみつを入れたりガムシロップを入れたりすると、かえって虫歯のリスクが高くなってしまうので、なるべくストレートティーで飲むようにしましょう。
また、紅茶を飲むタイミングも重要です。というのも口臭の原因は長時間口が乾燥することで発生します。そこで飲む際には食後だけではなく、食事と食事の間にもこまめに飲み、常に口を潤しておくのがポイントです。実際に紅茶ポリフェノールに関する研究でも、紅茶500mlを1時間45分かけて少しずつ飲んでいます。
ティーサーバーの設置でオフィスにいながら手軽に紅茶が飲める!
オフィスにティーサーバーが設置できれば、ボタン1つで紅茶が楽しめる上、他にも「社内コミュニケーションが上がる」「来客時に即対応できる」といったメリットがあるのでおすすめです。現在は各メーカーで無料お試しすることもできるため、興味があれば従業員にアンケートを取りつつ、メーカーごとに比較検討するのもよいでしょう。
なお導入手順を大まかに説明すれば、「1.申し込み→2.業者によるヒアリング→3.提案→4.契約」という流れになります。導入をスムーズに進めるには、まず気になる業者をいくつかピックアップして資料請求を行い、その後候補を絞ってから見積もりを依頼するとよいでしょう。
■ティーサーバーを導入する際の注意点
オフィスでのティーサーバーの導入には、いくつかの注意点があります。
1つ目の注意点が、「設置場所の確保」です。たとえば従業員同士の行き交いが多い場所に設置するとかえって不便となってしまいます。また、熱源の近いところや湿度が高い場所も衛生面に問題が生じます。そのため直射日光はなるべく避け、できるだけ広いスペースに設置すれば使い勝手もよく、従業員の満足度も高くなります。
そして2つ目の注意点が「メンテナンスの確認」です。ティーサーバーは衛生面を保つことが欠かせません。メーカー側も定期的にメンテナンスを行ってくれますが、場合によっては自社の社員で清掃を行う手間も発生します。そのため「どのようなメンテナンスが必要なのか」「メンテナンス費用はいくらなのか」なども事前に問い合わせて、社員の手間やコストに見合ったティーサーバーを導入することが賢明です。
他にも「紅茶はどのような味があるのか」「お茶やコーヒーも飲めるか」といった利用できる飲み物についても、事前にアンケートを取って確認しておけばミスマッチも防げます。
紅茶には「紅茶ポリフェノール」と呼ばれる、口臭や歯周病菌を抑える成分が豊富に含まれています。またその抑制力もお茶やコーヒーよりも高いため、口臭予防や歯周病対策におすすめの飲み物なのです。社内にティーサーバーを設置すれば紅茶を始めとしたさまざまな飲み物が楽しめます。現在は各メーカーが無料お試し期間を積極的にアピールしているため、興味があればこの機会に、ぜひ一度検討してみましょう。