暑い日のイベントなどで便利なのがティーサーバーですが、それをイベントがあるからと購入するのはコストがかかります。
最近ではそのティーサーバーのレンタルサービスを始めている会社も増えており、今後ニーズが高まる可能性があるでしょう。しかしティーサーバーとはどこにでも設置できるのでしょうか。
水道管や排水管の必要性について
まず注目するポイントとしては、水道管・排水管が必要かどうか気になる人は多いでしょう。その答えは、イエスでもありノーでもあります。実のところティーサーバーの種類によって必要か不必要かが問われているため、どのようなサーバーを必要としているのかによって設置場所の条件も変わってくるのです。
水道管・排水管が必要なサーバーは給水式と呼ばれるもので、サーバー内で自動的にお茶を淹れてくれ、さらに一度設置すれば長期間利用し続けられるため数日間の長期間のレンタルのときに多用されます。
また高性能のものになれば、お茶だけでなくコーヒーやジュースも淹れてくれるものまであり、いろんな人々が集まるようなイベントでは便利です。ただし、水道管・排水管さらにお湯を沸かすためのコンセントの近くでしか設置できないため、利用する際には場所のチェックが必要となります。
もちろん管やコードを延ばすことで遠くでも設置することは可能ですが、伸ばした管やコードに引っ掛かってトラブルの元となることもあるため、あまりおすすめはしません。
電源となるコンセントの必要性について
次に気になるのは先ほど少し触れた電源となるコンセントです。市販のお茶を入れ替えて利用するティーサーバーやミネラルウォーターをセットすることでお茶を淹れてくれるサーバーなど、排水管・水道管を必要としないサーバーは少なくありません。
多くの場合は、その場合でもお茶を温めたり、お茶を淹れるために電力が必要となるため、電源となるコンセントのある場所で利用することとなります。ただし、排水管などと違ってコードは天井に伝わせたり、地面でもテープで保護したりすることができるため、多少コンセントから遠くでもトラブルに発展しにくいので幅広い場所で利用することができるのです。
また、冷たいお茶で十分だというならば、大きな魔法瓶のようなティーサーバーで事足りることもあり、その場合は電源なども必要としない場合もあります。
平らで丈夫な設置場所は必要不可欠
そして、重要なのは水平で丈夫なテーブルやそれに類するものがあるかどうかです。
ほぼ全てのティーサーバーは本体と中身のお茶(もしくは水)が大量に入っているため非常に重くなります。凸凹している場所や傾いている場所に設置すると転倒する危険性があり、サーバーの種類によっては傾くだけで安全装置が働いて機能が停止するものもあります。
また、簡素なテーブルだと重みに耐えかねて壊れてしまう可能性もあるため、丈夫なテーブルや台などを用意できる場所で利用することが大切となります。特に海水浴場やキャンプ場などで利用するときは、場所によっては足場が悪いことも多いため、テーブルがグラグラと揺らぐようなところの設置は控えなくてはなりません。
このように、レンタルできるティーサーバーは種類によってコンセント、そして、排水管・水道管を必要とするものもあります。それらが必要とする場合は、レンタルを注文する前にそれらの設備があるか、あるなら利便性の良い場所・邪魔にならない場所であるかをチェックしておくべきでしょう。
そして、ほぼ全てのサーバーで言えることは、水平で頑丈なテーブルや台を用意できるかどうかです。サーバーは中身も含めると非常に重くなるため転倒しないように気を付けることが大切となります。