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ブラックティーって何?おすすめの茶葉や美味しい淹れ方をご紹介!

公開日:2022/06/01  最終更新日:2022/07/01


皆さんは「ブラックティー」と聞いて、どんなものか答えられますか?「ティー」とつくだけあって、紅茶に何か関係がありそうだなと思うかもしれません。紅茶に詳しい人であれば何てことのない質問ですが、そうでない人にとっては、なかなか答えにくい質問です。この記事をきっかけに「ブラックティー」の世界をのぞいてみませんか。

ブラックティーとは紅茶全般を指す言葉

まずは、最初の問いにお答えしましょう。「ブラックティー」とは砂糖を加えず、香りをつけていない紅茶全般を指す言葉です。お茶は中国で誕生し、18世紀にはイギリスでお茶文化が広がりますが、伝わった当初は緑茶だったといいます。その後 中国のウーロン茶が欧州で広がると、需要と供給に合わせて発酵の研究が進められ、現在浸透しているような紅茶の形が生まれました。

そして、緑茶を発酵した際に茶葉が緑から黒色に変わったことから「ブラックティー」と呼ぶようになったということです。単品の茶葉だけでなく、無着香の茶葉をブレンドした場合も同様に、ブラックティーと呼びます。しかし、アールグレイなどで有名なフレーバーティーは、イギリスでは紅茶と見なさないそうです。また、イギリスで紅茶といえば、一般的にミルクティーを指します。ストレートティーやミルクティー、レモンティーなど、さまざまな紅茶を飲む日本の感覚からすると、随分違っていて新鮮ですね。

おすすめのブラックティー

ブラックティーの醍醐味は、何といっても茶葉そのものの香りや味わい、そして水色を楽しむことです。現在、紅茶は世界中でつくられていますが、主な産地として有名なのは中国、スリランカ、ケニア、トルコ、インドネシア、そして何と日本も入っています。

数えきれないほど種類があるので、何を選んでいいのか迷ってしまいそうですが、まずは世界の三大銘茶を飲んでみたり、産地や収穫の季節を選んで、楽しんだりするのもいいかもしれません。ここでは三大銘茶(ダージリン・キーマン・ウバ)とミルクティーのおすすめをご紹介します。

■ダージリン

まずは、世界三大銘茶のひとつであるダージリンからです。インドの西ベンガル州ダージリン地方でつくられており、「紅茶のシャンパン」と呼ばれるだけあって、マスカットのようなフルーティーな味わいを楽しめる紅茶です。また、春夏秋と年に3回収穫の時期があり、それぞれ茶葉の水色や味わいが異なるので、その違いを味わうのも楽しそうですね。秋摘みされた紅茶は、一年で最も甘みがあると言われています。

■キーマン(キーモンやキームンと呼ばれることもあります)

次は中国の安徽省(あんきしょう)南部の祁門(キーマン)で生産されたお茶です。蘭のような香りとスモーキーな香りで、まろやかながらすっきりした後味が特徴です。とくに8月に生産される紅茶は、高級品だと言われています。

■ウバ

スリランカ セイロン島のウバ州の高地でつくられている紅茶です。朝晩の温度差が激しく霧が発生しやすいため、バラやスズランのような甘く独特な香りが特徴です。また、1年にほんの数週間といわれる旬の時期の茶葉からは、清涼感のあるメンソールの香りを堪能できます。

■ミルクティー

紅茶はミルクとの相性が抜群で、イギリスでは9割以上の人がミルクティーを飲んでいるそうです。濃厚なコクと甘みを楽しむのであれば、王道ですがインドのアッサムがおすすめです。また日本人の味覚になじみやすく、癖のないディンブラもおすすめです。また、独特な味を楽しみたい人は、ミルクの中にスモーキーさを感じるキーマンなどいかがでしょうか。

ブラックティーの美味しい淹れ方

ブラックティーの良さを最も感じられるのは、やはりストレートで飲むホットティーです。味わいや香りを存分に楽しみたいのであれば、茶葉を使うのが一番ですが、気軽に楽しむのであればティーバッグでも。

ここでは、茶葉を使ったおいしい淹れ方をお伝えします。茶葉の大きさによって、入れる量や蒸らす時間が異なるので、購入された商品に書かれている淹れ方の説明に従ってください。ここでは、基本的な淹れ方の流れをお伝えします。

ブラックティーの基本的な淹れ方

お湯は90度以上に沸騰させ、沸騰し始めたらティーポットとティーカップを温める。
使う茶葉の説明に従って適量の茶葉を入れ、沸騰したら一気にポットに注ぐ。
説明に書かれた蒸す時間を守る。
蒸らした後は最後の一滴までカップに注ぐ。

 

イギリスでは、9割以上の人がティーバッグで紅茶を飲んでいるそうです。もし茶葉を使って飲むのが億劫で気が進まないのなら、まずはティーバックを使って、気軽にいろんな味わいを試してみるのもいいかもしれません。大事なのは楽しむことです。そこから紅茶の奥深さを知ることになるかもしれません。