オフィスにティーサーバーや給茶機(お茶)をレンタルしたい方におすすめ!人気業者を比較ランキングでご紹介!

和紅茶って知ってる?日本産と外国産の何が違うのかをチェック!

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/07/01


紅茶というと外国から輸入されている茶葉というイメージが強いのではないでしょうか。しかし近年、日本国内で栽培・加工されている和紅茶が注目されています。和紅茶は、国産紅茶とも呼ばれていますが、海外の紅茶とはまた風味が異なります。この記事では、和紅茶の魅力や外国産との違いをまとめましょう。

和紅茶とは日本国内で作られた紅茶のこと

和紅茶は日本国内で作られている紅茶をさします。日本国内で作られている紅茶にもさまざまな種類があるので、茶葉によって風味が異なります。日本で作られているお茶は、緑茶・紅茶、ウーロン茶がありますが、どれも同じチャノキから作られているのです。発酵方法が異なることで、違うお茶になっているのです。

日本の茶樹の品種

紅茶も緑茶ももとになっている茶葉は同じです。緑茶向けの品種、紅茶向けの品種に分かれてはいるものの、茶葉そのものは同じなのです。緑茶の場合は、摘んですぐに蒸したり炒ったりして酵素の働きを止めます。これにより緑の茶葉になっています。紅茶の場合は、茶葉を乾燥させてからもみ込み、完全発酵させてからさらに乾燥させているので、緑茶とは加工方法が異なるのです。これによりお茶の味わいや色に違いが出ています。

日本の茶樹の種類は、中国種チャノキです。海外の紅茶はアッサム種と呼ばれるお茶の木なので、木の種類が違います。中国種チャノキは、葉っぱが小さくて発酵が弱いのが特徴です。そのため、紅茶にするとやや薄い色、繊細な味わいとなっています。現在は、アッサム種と中国種を交配して、地域や気候に合う品種改良がされているので、日本の紅茶もさまざまな味わいのものが誕生しています。

あまり知られていない和紅茶の歴史

和紅茶は最近注目されはじめたこともあり、最近できたものなのかなと思っている方もいるかもしれません。しかし、和紅茶の歴史は意外と古いです。和紅茶は、明治時代から作られていたといわれています。明治10年には海外に和紅茶が輸出されていた記録もあるのです。しかし、紅茶が自由に輸入されるようになってから、和紅茶はだんだんと見かけないようになっていき、一時期は消滅してしまったともいわれていました。

しかし、国内では日本独自の品種改良などが進められていて、これにより新たな和紅茶が誕生したのです。和紅茶で有名なのは、鹿児島で誕生したべにふうきや姫ふうきです。べにふうきは、和紅茶の王様と呼ばれていて、海外の紅茶とは違う優しい甘さが特徴です。姫ふうきは、芳醇な香りとコクのある味わいが特徴となっています。

和紅茶を美味しく飲む方法は?

和紅茶を飲むときは、スイーツに合わせるのがおすすめです。スイーツに合わせるときは、洋菓子ではなく上品な砂糖菓子を合わせてみてください。たとえば、和紅茶のべにひかりには、金平糖がよく合うといわれています。金平糖は砂糖菓子なので、華やかな香りがするべにひかりにとてもよく合うのです。

金平糖を口に入れて、べにひかりを飲むと、口の中で金平糖が溶けてべにひかりの渋みが緩和されます。和紅茶はそのまま飲むのもおすすめですが、お菓子作りにも使えます。和紅茶を使ってアイスクリームを作ると、とても香りのよいアイスクリームが作れますよ。べにふうきを使って作るのがおすすめです。茶葉に生クリーム、卵黄、バニラエッセンス、砂糖があれば作れます。ぜひお菓子作りでも和紅茶を使ってみてくださいね。

 

和紅茶の歴史や、和紅茶の種類などをご紹介しました。日本で作られた紅茶は、海外のものと風味も香りも異なります。日本ならではの味わいといえるでしょう。ぜひお好みのスイーツと一緒に飲んでみてくださいね。海外の紅茶と飲み比べると違いがよく分かります。

サイト内検索
記事一覧