日本では抹茶や緑茶、麦茶や番茶などを飲む習慣があります。そして、紅茶やハーブティーなどを飲んでいる人も多いでしょう。しかし、最近はフルーツティーというのが浸透しつつあります。フルーツティーは同一発祥のお茶であり、美容にも効果があるといわれています。そこで、今回はフルーツティーについて紹介していきます。
フルーツティーとは
フルーツティーというのは文字通りフルーツを使って作られたお茶の一種です。紅茶やハーブティーと似ているイメージがありますが、紅茶やハーブティーは緑茶などと同じく茶葉からできています。しかし、フルーツティーは茶葉ではなく、ドライフルーツをベースに作られているのです。
そのため、原材料によって色や味、風味などが異なり、それぞれの味を楽しむことができるのが魅力ポイントです。フルーツティーに使用されるフルーツにはさまざまなものがありますが、代表的なのはリンゴやレモン、ストロベリーやブルーベリーなどです。
そもそもフルーツティーというのは乾燥させたフルーツからできているので、どのようなフルーツでもフルーツティーにできます。そのため、好みに合わせて自分で作れるのもフルーツティーの特徴といえるでしょう。
フルーツティーの効能・効果
ドイツが発祥のフルーツティーは美容に効果があるといわれています。さらに、ダイエットや眼精疲労、老化防止などさまざまな効能や効果があるといわれており、ヨーロッパでは幅広く広まっています。
たとえば、老化防止にはブルーベリーやラズベリー、ストロベリーなどのベリー系のフルーツをベースにしたフルーツティーが最適です。その他、アプリコットや洋ナシ、リンゴなども老化防止に効果があるといわれています。
また、ダイエットにはレモンやラズベリーをベースにしたフルーツティーがおすすめです。ラズベリーには脂肪燃焼力が期待されているカプサインの3倍の力があるラズベリーケトンが含まれており、高いダイエット効果が期待されているのです。
さらに、レモンにはむくみを取ってくれる効能があるため、美容目的に飲んでいる人も多いでしょう。
また、眼精疲労に効果があるのはブルーベリーです。もともと、ブルーベリーは目によいフルーツとして幅広く知られています。ブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分が眼精疲労に効くといわれているのです。
しかし、可能な限り毎日摂取することが推奨されています。ブルーベリーを毎日摂取するのはなかなかハードルが高いかもしれません。しかし、ブルーベリーベースのフルーツティーであれば、毎日飲むのも難しくないでしょう。そのため、眼精疲労に悩まれている方は、ブルーベリーベースのフルーツティーがおすすめです。
紅茶とフルーツの組み合わせを楽しもう!
まだまだ日本ではフルーツティーが広く広まってはいませんが、紅茶とフルーツを組み合わせて飲む方法もおすすめです。たとえば、紅茶の中にドライフルーツを入れる方法などがあります。紅茶と好きなドライフルーツを用意するだけで簡単にフルーツティーが作れるので、非常におすすめの組み合わせです。
たとえば、ダージリンなどの紅茶にドライラズベリーを入れれば、簡単にラズベリーティーを作ることができます。フルーツティーと聞くと少し敷居が高いイメージがあるかもしれません。
また、日本ではフルーツティーを売っているところがまだまだ少ないでしょう。しかし、紅茶とドライフルーツを組み合わせれば簡単にフルーツティーの雰囲気を味わうことができます。さらに、お湯があれば、いつでも簡単に作れるので非常におすすめの方法といえるでしょう。
ドイツが発祥のフルーツティーは日本でも話題になりつつあります。選ぶフルーツによって効果や効能が異なり、目的に合わせて選ぶのもよいでしょう。たとえば、眼精疲労が気になる方はブルーベリーベース、ダイエットをしたい方はラズベリーがおすすめです。ただし、フルーツティーを取り扱っているお店が少ないのも事実です。しかし、紅茶とフルーツを組み合わせれば、簡単にフルーツティーを味わうことができます。