オフィスにティーサーバーを導入すると、機械の力でいつも美味しいお茶を楽しめます。従業員が楽しむだけでなく、来客した人に出してあげても喜ばれるでしょう。しかしティーサーバーは便利なマシーンですが、何も気にせずに使っていると茶葉が酸化して劣化してしまう事があります。
ティーサーバーはレンタルが向いている
オフィスに自動のティーサーバーがあるととても便利なだけでなく、喫茶店にいるかのように美味しいお茶が楽しめます。通常の家庭で使うものより大きく機能が豊富であり、専用の業者からレンタルしている場合が多い様です。
オフィスにとってこういった消耗品とセットのマシーンはレンタルとの相性がよく、たくさんの企業がレンタルで利用しているからです。茶葉や紙カップなどは消耗品ですし、コーヒーも対応しているならコーヒー豆やミルク、砂糖なども必要な備品になります。
総務の担当者はティーサーバーをレンタルする事による備品の準備に手が掛かってしまう事のないように、レンタル業者にすべてお願いする事が多いのです。
レンタル業者の方でもそういった備品や消耗品は扱っていて、メンテナンスで度々来社するので、そのついでに持って来てもらうのが上手いやり方といえるのです。茶葉もいろいろと種類があるため、たくさんのものを試してみて好みの味を見付けましょう。
ティーサーバーの茶葉が酸化してしまう理由
味が劣化するとすぐに気付きますが、ティーサーバーで入れたお茶の味が劣化する理由とはどういったものがあるでしょうか。基本的に茶葉は、空気に触れると酸化が進んでしまいます。茶葉は販売されている時に真空パックにしたりガスを封入して売られています。これらは空気に触れる事による酸化を防ぐものなのです。
また、紫外線からの影響も劣化に影響します。よく注意書きにある、直射日光を避けてくださいというものがこれに当たります。茶葉を直射日光にさらす保存方法は普通しませんが、場合によってはそういった環境に置かれる事もあるので、注意しましょう。
さらに、香りが飛んでしまうこともあります。密閉していないとどうしても香りは散ってしまい、これが味に影響してしまうのです。生の茶葉の場合はとくにそこに注意しなければならないので、たまに香りをかいで異常がないか確認した方がよいでしょう。たまに発酵が進む事による味の変化を楽しむお茶もありますが、あまり一般的ではありません。
保存しておく段階で注意しておく
ティーサーバー用の茶葉をきちんと保存するには、上に挙げた注意点を守る必要があります。高温多湿と直射日光を避けた保存は基本であり、コーヒー豆や粉にもいえる事なので基本として守りましょう。
一度開けた袋はどうしても隙間から湿気が入ったり香りが逃げたりしてしまいます。これを防ぐには冷凍保存という手段があり、長期的に使う茶葉ならば検討した方がよいでしょう。そこまで手を掛けたくない場合は冷蔵でもある程度の効果はあります。
一番気にした方がいいのはやはり密封状態で、適当に縛っておくだけでは劣化してしまう事が多く、専用のパックなどを利用するとよいでしょう。レンタルサービスの業者に聞けばよい保存方法や保存用のパックを貸してくれる事もあるので、まずは専門家に聞くのが早いかもしれません。
最終手段としてはあまり長く使える分を納品してもらうのではなく、少しずつ使う分を持って来てもらう事です。業者はメンテナンスのために度々来社するので、それも使える手段といえるでしょう。
美味しいお茶を飲むために導入するティーサーバーですが、茶葉の扱いはそれなりに気を付けなければなりません。来客にも出すものだと考えて、できる範囲の事はやって置いた方がよいでしょう。そういった面倒な部分もあるのがティーサーバーなのです。